新しく生まれ変わった器をご紹介、『金継ぎ修理』ギャラリー
金継ぎ修理をお申し込み頂いたお客さまの、修理後の器をご紹介いたします。
修理依頼をご検討中の方は、是非ご参考にしてくださいませ。
金継ぎ修理について
大切な器が割れてしまう、欠けてしまう。仕方のないことではありますが、簡単には諦めきれないですよね。
てならい堂では、“壊れたものは捨てる”だけでなく、“直して長く使う”という選択肢が手に入れば、生活はもっと豊かになると考えています。
とはいえ、金継ぎは時間がかかりますから、自分で修理するのはなかなか大変。とにかく器を“ちゃんと”直したい人、気軽に金継ぎの器に触れてみたい人に向けて、『器の金継ぎ修理』依頼を受け付けます。修理ご希望の方はこちらからお申し込みください。
<割れ・陶器平皿・仕上げ:漆(朱)>
3片の割れを、朱漆仕上げにて修理しました。表面にみえる細かいヒビも、漆で仕上げをしています。白い器に朱がよく映える仕上がりになりました。
<割れ・陶器カップ・仕上げ:金>
欠けてしまった部分を、金仕上げにて修理しました。欠片をお持ちだったので欠片を用いていますが、欠片が釉薬のみの硝子状となり、薄くなってしまった部分は継ぐには強度に問題があるため除去した上で修理しています。
<欠け・磁器平皿・仕上げ:金>
欠けてしまった部分を、金仕上げにて修理しました。お皿の金フチにもよく合い、華やかな仕上がりになりました。
<欠け・陶器ぐい呑・仕上げ:金>
欠けてしまった部分を、金仕上げにて修理しました。ご夫婦の思い出のある品で、「大切な思い出のぐい呑が欠けてしまって、とても寂しい気持ちになりましたが、金継ぎをして頂いて手元に戻って来た時は欠ける前よりもっと私たちのものに育った様に思い、嬉しかったです」とのお声をいただきました。
<割れ・磁器入れ物蓋・仕上げ:漆(白)>
3片の割れと二箇所の欠けがあった蓋。仕上げは先生とご相談し、金の色味が印象的な模様であり、同じ色味で仕上げて調和させることもできますが今回は、白漆仕上げでモダンな仕上がりになりました。(写真は仕上がり立てのため、濃い発色ですが時間経過でだんだんとベージュのようなクリーム色のような色合いとなります)
<割れ・磁器花器・仕上げ:銀>
8片に割れてしまった花器を、銀仕上げにて修理しました。欠けている箇所もお直しをしています。20年ほど前に購入したとある作家さんの花器。ヒビを放置してしまったことから粉々になり悩ましく思っていたところ、今回ご依頼いただきました。「このような姿で再生され、わたくしの手元に帰ってきてくれたことに感慨深く思います。傍に置き、大切にしていきたいです。」とのお声をいただきました。
<割れ・陶器お椀・仕上げ:錫>
5片に割れてしまったお椀を、錫仕上げにて修理しました。食器と馴染みの良い仕上げをご希望で、先生と相談しながら今回は錫での対応となりました。器の色合いによく馴染んだ仕上がりです。お客様から、「お気に入りの手作りの器が割れてしまったので、
<欠け・陶器湯呑み、急須・仕上げ:金>
湯呑み、急須どちらも欠け部分を、金仕上げにて修理しました。どちらも継ぎの金がワンポイントとなり素敵な仕上がりとなっています。お客様からも「お湯呑みは友人たちからの贈りものだったので、喜びもひとしおです。ひとりの時のお茶セットだったので、これでまたゆっくりと日本茶を楽しむことができます。」とのお声をいただきました。
また、「最初の入力が少し手間でしたが、最初にしっかり見積もりを出して双方、問題がないようにとのシステムだと理解しています。時間もかかりますが、待つ楽しみがあります。
欠けた器の表情が苦手なので、いきいきとした顔に生まれ変わる金継ぎの手法は、本当に素晴らしいと思います。よくチップさせてしまうので、またよろしくお願いいたします。」とのお声もいただきました。
<割れ・陶器ぐい呑み・仕上げ:銀>
細かい破片も含め、8片に割れてしまったぐい呑みを、銀仕上げにて修理しました。破片は細かいですが、しっかりと残っていたので細かい破片も含めて継いでいます。仕上げについてお悩みでしたが、先生とご相談しながら今回はシックな雰囲気に仕上がる銀での対応となりました。
お客様から「このぐい吞みは決して高いものではないのですが、
<欠け・磁器カップ・仕上げ:金>
ふちの2cmほどの欠けを金仕上げにて修理しました。カップのベース色が黄色なので、色味の面でもいい感じに馴染んでいます。お客様からも「段差もなく綺麗に金継ぎされており大変満足しております。末永く愛用したいと思います。」とのお声をいただきました。
<割れ・磁器ティーポット蓋・仕上げ:金>
5片に割れてしまっていたティーポットの蓋部分を金仕上げで修理しました。割れたときにできてしまうちいさなほつれも作業で自然にきれいに埋まっています。お客様からも「とてもきれいに仕上げていただき、大変満足しています。気に入っていたポットなので、また長く使えて嬉しいです。」とのお声をいただきました。
<欠け・陶器平皿・仕上げ:金>
フチに1.5cmほどの大きめの欠けがありました。破片もお持ちでしたので、相談の上、破片を接着して継ぎを行いました。破片の接着を混合させたことで、接着の継ぎ目がラインになり、欠けの部分の金の塊と継ぎ目からできたラインの組み合わせが絵画
また、「私は店舗以外で物を預けたり購入したりした事がなくインターネッ
<欠け・陶器お猪口・仕上げ:金>
フチに6mmほどの欠け。破片もお持ちでしたが、相談の上破片は使用せずに欠けとして修理しました。黒字に金が映える仕上がりになり、「非常に満足しております。」とのお声をいただきました。
<割れ・平皿&欠け・鉢 仕上げ:銀>
角部分が大きく割れてしまった平皿とふちの欠けた鉢をそれぞれ銀で仕上げました。
「大切なお皿がまた使えるようになり大変感謝しております。また初めて銀継をお願いしましたがなかなかカッコよくなりまた大切に使おうと思います。物を大切にする事がなくなっている現代で素敵な技術が受け継がれていき物を大切に使う文化が培われることを願っております。」とのお声をいただきました。
銀は経年変化するので、そちらも合わせて楽しんでいただけたらと思います。
<割れ・陶器急須(蓋)・仕上げ:漆(弁柄)>
急須の蓋の割れ4片を赤色の漆仕上げで仕上げました。「赤い筋にしたのもよかったです。筋のところも盛り上がったりせず、とても自然にくっついています。」とのお声を頂きました。確かに赤色が器にピッタリと馴染んでいます。また、「初めは自分でキットを買って直そうかと思いましたが、こんなきれいな仕上がりはできなかったのでよかったです。ありがとうございます。大切に使いますね。」とのお声も頂いております。
<欠け・陶器花瓶・仕上げ:銀>
ご両親から頂いた大切なお気に入りの花瓶。てならい堂のサイトを偶然見つけご連絡いただきました。フチに8mmほどの欠けがありましたが、銀色が白の器に映え、とてもキレイに仕上がっています。「丁寧に連絡を取り合ってくださり、大切な花瓶でしたが…安心しておまかせする事ができました。そしてまた新たな花瓶に生まれ変わって帰ってきてくれた時は本当にうれしかったです!物を大切にする文化と技術で宝物が生まれ変わり大満足です。」とのお声をいただきました。
<割れ・陶器平皿・仕上げ:銀>
お皿の端の割れ3片を銀仕上げで修理しました。素敵な使用中のお写真と共に、下記のお声をいただきました。
「小鹿田焼きのお皿はわたしと妻にとって思い出深いお皿だったので、直していただけて嬉しい限りです。割れてしまう前から毎日使っていましたが、銀継ぎをしていただいた事でより愛着が湧いてきました。これからも毎日使わせていただきます。」
<欠け・磁器カップ・仕上げ:錫>
フチに8mmほどの欠け。銀と錫でお悩みでしたが、経年変化のない錫で仕上げました。
早速お使いいただけたようで、「自然に使えて満足です。ちょうど、カップの柄の家の部分の上に継いだ部分があって、煙突から出る煙のようだと夫が言ってました。」とのお声をいただきました。
金継ぎ部分が新たな絵柄のようになり、素敵な仕上がりになりました!
<欠け・陶器カップ・仕上げ:漆(飴色)>
フチに4mmほどの欠け。できるだけ馴染ませたい、とのご要望でしたので、基本のベージュの漆に飴色の漆を混ぜてこげ茶色にして修理しています。
「仕上がりはイメージ通りであまり目立たず、満足しております。依頼時に私の希望に対し、方法や色味を提案していただき色見本をメールしてくださったので、好みの色を選ぶことができました。
自分で初めて作った愛着があるカップなので、欠けたところを直したく金継ぎをお願いしました。自分でやろうとも思いましたが、失敗したくなかったのでお願いしてよかったと思います。次回はぜひトライしてみたいです。」とのお声を頂きました。
<割れ・陶器お茶碗・仕上げ:漆(弁柄)>
2つに割れてしまい、器の下の方には大きくヒビも入っていました。水漏れを防止するため、ヒビ部分を割ってからの修理をしています。お茶を点てて使用したところ、割れ部分の滲みは少しありましたが漏れの心配はなく、とても喜んでいただけました。
<欠け・陶器お椀・仕上げ:金>
縁部分に1cmほどの欠け。金仕上げですが派手すぎず、縁の色とよく馴染み新たに素敵な器に生まれ変わりました。「金が今まであまり好きではなかったけれど、お茶碗の縁の茶色と馴染んでなんだかとっても可愛らしく仕上がっていました。」とのお声を頂いています。