【てならい後記】ひみつの小店で有田焼の豆皿づくり。1月。
こんにちは。
てならい堂スタッフの加茂です。
年が明けて1ヶ月。まだまだ寒い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしですか?
神楽坂のひみつの小店で体験できるワークショップとして、鋳物のスプーンづくりを開催していましたが、1月は新たに「有田焼の豆皿づくり」を開催しました。
みなさん、有田焼ってどんなイメージでしょうか。
私は恥ずかしながら、このワークショップに関わるまで、なんとなく名前は聞いたことあるな…くらいの知識でした。
有田焼は、佐賀県の有田町周辺で焼かれる磁器のこと。有田町は日本ではじめて磁気が焼かれた産地でもあり、その歴史は400年!長い時を経て続く伝統技術なのです。
そして、かつてヨーロッパの貴族から「白い金」と称えられたほどとも言われる、凛とした綺麗な白色も特徴のひとつ。
ワークショップでは、そんな有田焼のまっ白な豆皿に、転写シールを貼ってお好みの柄を描いていきます。
転写シールの柄は、今回ご協力いただいている、有田の地産商社「KIHARA」さんのオリジナル。かわいいお花や葉っぱなどの人気のHANAシリーズと、有田の名所と風景や焼き物の道具がアイコン化されたArita Iconのシリーズの2種類。
全部並べるとかなりの数、そして、どれもかわいいので、どんな柄にしようかとても悩みます…。
2枚作れるので、1枚はお花シリーズ、もう1枚は道具シリーズ、とかでもいいですし、好きな柄をうんと詰め込むもよし、反対に潔くシンプルに1枚だけで仕上げるもよし。
参加してくれた中には、柄のパーツ同士を組み合わせて、新しい柄を生み出すという楽しみ方をしてくれた方も…!
また、親子で参加してくれた5歳の女の子は、気に入った柄をお皿の表裏いっぱいに貼って楽しんでくれました。好きな柄がいっぱい詰まったお皿も素敵ですよね!
Arita Iconは、リーフレットもあるので、それぞれのアイコンに込められた意味などと合わせて、デザインを楽しんでみてくださいね。なかなかおもしろい形が多いので、「これはなんのアイコンだろう…」と想像しながら、リーフレットで答え合わせすると、有田町や焼き物の知識も深まって、より楽しいですよ。
お皿もシールの柄も、使うものは同じ。でも、作る人によってさまざまなデザインが生まれる有田焼の豆皿づくり。スタッフも毎回、みなさんの作品を見るのが楽しいです。
出来上がったお皿は、有田町のKIHARAさんにお送りして、窯元でしっかり焼き上げてもらいます。完成品のお届けまでは少しお時間かかりますが、楽しみにお待ちください。
2月も引き続き豆皿のワークショップを開催しておりますので、お気軽にお越しくださいね。ハサミで切る作業はありますが、シール遊びのような感覚なので、小さいお子さんにもおすすめです。
お申し込みはこちらからどうぞ。