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皆さん、こんにちは。てならい堂スタッフのリムです。

去年から始めたこの「てならい365日」は自宅持続型のワークショップで、皆さんの気が向いた時にいつでも参加できるワークショップです。定期的にてならい堂から提案するテーマを中心にし、ひとりで取り組んでみたり、皆さんと(オンラインで)集まり、それぞれ感じたことについて話し合ったりすることでご自身の生活を見直してみるきっかけになっていると思います。

その「てならい365日」は4回目のテーマに入りました。3月から5月までのテーマは「聞く」です。「聞く」について皆さんと話してみる会が開きましたので、今日はその様子を皆さんにご紹介したいと思います。

枝はゆらゆらして、ことりは鳴いていました。

枝はゆらゆらして、ことりは鳴いていました。

今回は”てんちょー”が以前にワークショップに参加した、山崎阿弥(やまさきあみ)さんというアーティストの話から会を始めました。声のアーティストと呼ばれる山崎さんは、声を出すことで空間を認識するといいます。彼女が空間を認識する方法を皆さんにも少しだけ体験していただきました。

まずは目を閉じて聞こえてくる音に集中してみます。近くの音も聴いてみます。
次は、目を閉じたまま、音の聞こえてくる方向に顔を向けてみます。
さらには、両腕を使って、音の聞こえてくる方向を指で指してみます。
その後、まぶたを開いて聞こえる音をよく聞いてみます。

目を閉じて音がする所に向かって指さしています。

目を閉じて音がする所に向かって指さしています。

目を開けたときに、ある方は「よりたくさんの音が聞こえてきました」とも、またある方は逆に「あれ、聞こえてくる音が少なくなった!なんでだろう」ともおっしゃいました。これについて皆さん、また個々で探ってみると面白いかもしれないですね!

私の場合は、手を伸ばして音を探し出したら、私が音を引き出しているようでした。 それが私を指揮者になったような気分にさせましたね。不思議な経験でした。

ミニワークの後は「聞く」にまつわるお問いに答えてみる時間を持ちました。好きな音とか聞くについて気づいたことなど。そうしたら、あら、いつの間にか終わりの時間!

365日への取り組み方のひとつを体験してみて、今回の色んなタネをきっかけに皆さんは何を聞き、何を感じたのか!5月の共有会が楽しみになりますね。けれどもあくまで取り組み方の一つであって、今後の取り組み方は自由ですからね。

てならい365日にご参加してくださる皆さんはそれぞれ違う感性、感覚を持っていて、この会は豊になるんだよなーといつも思います。お互いに新しい刺激を受けたり、反応したりする、とても素敵な会なのです!もしご興味のある方がいらっしゃればぜひノックしてくださいね。(小店のドア、ノックしてもいいですよ笑)

参加しくださった皆さん、ありがとうございました!また5月に会いましょうね!