【てならい後記】繕って思い出を重ね続ける。初めてのダーニング教室。2月
こんにちは。てならい堂スタッフの松本です。
小店のある神楽坂では、少しずつ寒さも和らぎ、春の訪れを感じられるようになってきました。
2月26日は久しぶりに小店で、初めてのダーニング教室を開催いたしました。毎回人気のダーニング教室ですが、今回は久しぶりに神楽坂の小店で開催することができました。
この冬活躍したあったかいセーターや靴下。お気に入りであるほど、身につける頻度も高いですよね。気がつけば穴があいてしまってた。。なんてこともあるのではないでしょうか。
ダーニングは、欧州の伝統的な暮らしの技術で、穴の空いた服や擦り切れた生地を針と糸だけで補修し、あえてかわいく目立たせながら直していきます。講師は、クロシェター(かぎ針編み作家)の赤星友香さんです。
はじめに、みなさんの自己紹介から。
ご参加いただいた理由を伺うと、セーターや靴下、クッションの端の穴を繕いたい方、「漂白の色抜けやシミのところを繕いたくて」と穴あき以外でダーニングをしたいとおっしゃる方も。中には「ダーニングしたシャツを着た英国のおじさんを見てカッコいいなと思って」と、具体的な姿をイメージされて来られる方もいらっしゃいました。
赤星さんにダーニングの説明をしてもらった後、それぞれの想いをもっていざ練習開始!
ワークショップではダーニングマッシュルームを使って、軍手にダーニングを施していきます。昔から北欧ではダーニングをするのに、木を加工してきのこ型や、卵型にした道具が使われてきましたが、指先にあいた穴を繕いたい時は、スティックのりのキャップを使うなんて裏技も!
まずは織物のように縦糸を通していきます。皆さん、真剣にチクチクと縫い進めていきます。
縦糸を縫い終えたあたりで、「手が疲れました。。」という声があり、自然とダーニングマッシュルームを握る手に力が入っているご様子でした。「そんな時は、ゴムでぎゅっと留めてもいいですよ。」と赤星さん。
次に横糸を縦糸を拾うように交互にすくいながら通していきます。
ここまで集中して進めていくと、目もなんだか少し疲れてきたり、、。そんな時は、少し休憩を入れながらまたチクチクと皆さんのペースで繕うことに慣れていきます。ひと通り穴を塞ぎ終わると、最後は糸始末。
練習が終わったあとは、糸の色や繕う場所を変えたりしながらダーニングを施していきます。手順が分かって、施したい柄に挑戦してみる方も!糸は繕いたいものとなるべく素材を合わせて選んでいくと良いそうですよ。
縫い目が少し荒かったり、真っ直ぐに縫えてなくても、洗濯すると目が詰まって気にならなくなりますよ、と赤星さん。なんだか少しホッとしますね。笑
子育て中の私は、子供がパンをひと口かじる毎に「これ何に見える?」とクイズを出されるので、「え〜っと…犬!」などと答えるのですが、「ブッブー正解は〜鬼でした!」という回答にそうきたかぁと思う日々です。。
そんな日常と重なり、子供の自由な目線のように、ダーニングの糸の線も「繕っていたら何かの形にみえてきた!」みたいな変幻自在で良いのかも?!それも愉しいなぁと感じた時間でした。
皆さんも、上手に縫おうと気負わずに自由にイメージを膨らませて、ぜひ愉しんでくださいね。
ご参加いただいた皆さま、赤星さん、ありがとうございました!