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こんにちは。てならい堂スタッフの大石です。

今年も始まりました、しっかり金継ぎ2回目の様子をお届けしたいと思います◎

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2回目は割れた器をくっつける接着の作業から。

どうやってくっつけるの?と疑問に思いますが、漆と米糊を混ぜてつくる天然の接着剤、「糊漆」を使って器をくっつけます◎

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米糊は先生が作ってきてくれたものを使用してますが、ご自宅でも簡単に作れます。(電子レンジでも作れるそうですよ◎)

生漆と混ぜると、まるでチョコレートクリームのような色に。。美味しそうですね!

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糊漆ができたら、割れの断面部分全体に付けていきます。少なすぎず、多すぎず、適度な量を付けるのがポイントです。

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少し時間を置いてから、接着をしていきます。

一度くっつけたら、外さずにじりじりとズレを調整していきます。糊漆は柔らかめなので、重力で破片が落ちてしまうこともありますのでご注意くださいね。

ぴったりの位置に落ち着いたら、テープで固定して割れの作業は終了です◎

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続いては欠けの作業に入ります!

先ほど作った糊漆にコクソ綿、地の粉を混ぜて「刻苧(コクソ)」と呼ばれるペーストを作っていきます。

コクソ綿はハサミで小さく刻むのですが、作業の最初にしておくとスムーズです◎

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コクソを刻む目安はは桜でんぶくらい。

ペーストができたら、欠けを埋めていきます。

何回かに分けて埋めていくと綺麗に仕上がるので、一度で全て埋めきらないように半分くらい埋めました。pxl_20230205_020916439-portrait

2回目にして、漆を使って色々作りましたね。。

どれがどれだったか中々覚えるのが難しいですが、しっかり金継ぎではおさらいする回もありますので安心してください◎

引き続きどうぞよろしくお願いいたします!