こんにちは。てならい堂のゆづるです。

雨の合間の晴れた日には少しずつ夏を感じる季節になりました。

漆は冬より夏の方が乾きやすって知ってましたか?

そんな季節に大仕事を迎えた金継ぎ教室の皆さまの様子をお伝えします!

 

2回目の今回は割れをくっつけ欠けを埋める作業の初段階。

糊になる漆やパテになる漆を作るところからスタートです。

糊を作っていきます

糊を作っているところ

そしてこのふわふわは漆と合わさってパテに…

そしてこのふわふわは漆と合わさってパテに…

この糊もパテも天然のものから作っているのが、この金継ぎ教室の醍醐味。(と勝手に思っています。結構石膏とか接着剤でくっつける所もあるんですよ)

ぎゅっとくっつけていきます

ぎゅっとくっつけていきます

ところで、世界で初めて漆で物をくっつけることを思いついた人ってどんな人なんでしょう。ノーベル賞もらってもおかしくないですよね。

ズレなく付けられているか慎重に確認しています

ズレなく付けられているか慎重に確認しています

金継ぎというと「金でどうやってくっつけるんですか?」と質問されたりもするのですが、漆をベースにくっつけているのですよね。

 

割れていたコップも

割れていたコップを

こんな風にくっつけていきます

こんな風にくっつけていきます

 

割れた器が元の形に戻ったことで、早くも達成感を得られる楽しい回でした!

 

金継ぎはこの回の作業が大きな土台になって進んでいくので、このあともまだまだ続きます。

 

器たちが今後どんなふうにお化粧されていくのか、スタッフも楽しみです!