【てならい後記】毎月、繕う事にじっくり向き合う。さらに楽しむダーニング教室。5月
こんにちは。てならい堂スタッフのくらたです。
てならい堂で大人気の「さらに楽しむダーニング教室」の第2回目が開催されました!
前月、第1回目でご自身のトートバックにダーニングすることではじまった教室。さて、今回さらにそこに、かわいいのが追加されていきますよ。。♪
中須賀先生、今回もよろしくお願いします!
第2回は「バスケット」ステッチです。
タテ糸にヨコ糸を通して四角くしていく、これぞダーニング!なテクニック。バスケットの編み目のようでいて、織りものみたいな雰囲気ですね。
洋服などの傷んだり汚れてしまったところにふたしてあげるのですが、こんなかんじでいいアクセントになる!
生徒さんの「なんだかまっすぐに縫えない~」のお声に対して、中須賀先生「まっすぐに張っても、ななめになっちゃっても気にしない気にしない~!機械じゃないから、そこがいいんですよ♪」と。
中須賀先生、とってもおおらかでチャーミングなんです★
バスケットは特に、ゆるめにやるもよし、きつめにやるもよし!だそうです。
四角の形になる、シンプルでベーシックなデザインかと思いきや、みなさん、それぞれ個性あふれてます。
この日は、今回のバスケットに加えて、前回教えてもらった「ゴマシオ」もいっしょにほどこしてみました。
可愛さも追加され、より補強の面でも強くなるのだそう。
それにしても、みなさんそれぞれ糸の色選びがかわいくて、個性が出ていてたまらない。。!
「自分の好みの色を押し通して縫っていく!それを続けると自分の色になってきますよ~。」と先生。自由にやればやるほど、思いがけない可愛さに出会える感じ、いいですね~~
ゴマシオをやると、糸がなくなるのが早くなるので、積極的に糸の種類を変えるのがおススメ!と先生からアドバイスありました。
ちなみに、バスケットは2本おきに糸の色を変えると千「千鳥格子」、3本おきに変えると「ギンガムチェック」になるそうです!
そして先生、ところどころで先生のダーニングがたっぷりつまったバッグで、いろんな技法を紹介したりしてくれます。
ダーニングは、ちょこっとアクセントももちろん素敵だけど、いっぱいやるのもおススメ。なんでもやってみたらかわいい!になっちゃうのがダーニングの最高なところ、だそう♪
さて、教室の最後は、糸やダーニングにつかう道具のお買いものタイム。今回は第1回→第2回目を経て、さらにいろんなものが気になって、みなさんたくさんご購入いただきました!
今回も、みなさんわいわい、そして時には集中タイムに入ってじっくり。。。と、それぞれきっと良い時間になったと思います。
また、この日はとなりの「てならい堂 ひみつの小店」、そしてダーニング会場である「一水寮」の別の部屋でも偶然、金継ぎ教室が行われていました。
「ダーニングも金継ぎも、壊れたものにあたらしい価値とか命を吹き込むね」先生が言った言葉が、とっても印象的で。こころにすとんと入ってきました。
普段の生活が、ささやかに鮮やかになる、こういう世界を知れてよかったなあと、胸いっぱいになってしまいました。
ダーニングコースはまだまだ続きますよー!次回も、たのしみましょう!
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