”樋桶の郷”の販売会
風が通る谷の段々畑、小川のせせらぎ、虫の声、さやぐ緑、小さなお堂がそこここに。
ほんの少し前まで日本のほとんどがそうであったように、米を育て、野菜を育て、必要なものを作り、暮らしている里山の集落があります。九州・耶馬溪でお米や大豆の自然栽培を行っている”樋桶の郷”です。
てならい堂では、12月2日(土)と3日(日)につくり手さんをお招きして、”樋桶の郷”の販売会を開催します。
甘酒の試飲会、玄米餅やお味噌の販売、御守り付きの甘酒お正月セットの注文受付など、盛りだくさんの2日間です。3日の日曜日には、おはなし会もやりますよ。
「樋桶の郷(ひおけのさと)」は、手入れがままならない田畑や耕作放棄地を皆で管理していくため、大分県中津市耶馬渓の樋山路という地域全体で加盟している農事組合法人です。
2011年に設立され、集落の全員が組合員なんだそう。お米や大豆を無農薬・無施肥で育てられています。大地の力をそのまま受け継いだお米や大豆でつくるお味噌や甘酒は、まさに身体に染みわたる美味しさです。
販売会に併せて、樋桶の郷から増田さんにお越しいただき、おはなし会を開催します。
増田さんは、3.11の震災により東京を離れ、2013年に耶馬渓でレストランをオープン、現在は樋桶の郷でお味噌づくりや麹づくりをされている方です。美味しいものをこれからもつくり続ける人。伝統的な発酵技術の研究など、研究と実践を重ねられています。
おはなし会では、樋桶の郷の取り組みや移住者の方と地元の方々との関わり合いについて、集落での暮らしについてお話いただきます。その他、自然農法の現状や研究されている発酵のお話もしていただく予定です。
なんと当日は、玄米餅と玄米麹を入れた季節野菜たっぷりスープを増田さんがつくってくれるそう!味付けにも玄米麹ベースの万能調味料を使う、身体が喜ぶスープです。絶対おいしい。
田舎暮らしや自然栽培に興味のある方は、特に学びになる内容だと思います。スープ楽しみ!という方も、もちろんウェルカムです。ご予約優先ですが、当日参加も可能ですので、お気軽にお越しください。(ご予約はページ下部の”詳細をみる”から)
<“樋桶の郷”の販売会 ラインナップ>
■樋桶の郷 紅白生あま酒
昔ながらの杉室蓋で醸した米麹と餅米を合わせた甘酒。ほのかな木の香り、程よい甘さとフルーティーな味わいが特徴です。瓶詰め後に加熱処理をせず、酵素の働きかけが強い生あま酒を瓶詰めしています。冷蔵保存で賞味期限は2ヶ月ほどです。甘酒の試飲も可能ですので、美味しさを体感してください。
最初飲んだとき、甘酒のイメージがガラッと変わりました。ごくごく飲めちゃう美味しさで、なめらかな甘さの後から杉の香りがふわっとくるんです。
また販売会では、赤と白の甘酒をセットにした”甘酒お正月セット”の限定受注販売を行います。先行予約をてならい堂から開始していただく運びになりました!
千年余の歴史ある耶馬溪最古の神社、雲八幡宮の千年杉の穂「無事杉る 御守り」を納め、大分和紙や桐箱でつくった特別仕様の甘酒セットです。新しい1年の始まりに、帰省のお手土産に、贈り物に。
(お正月セットのご予約は、ページ下部の”詳細をみる”から。12月下旬お受取又は発送予定)
神楽坂ストアに来られない方は、オンラインで受注販売もしていますので、こちらからご注文ください。
■玄米餅(限定数)
食べ方は色々!焼いて膨れたお餅の中に、ネギ味噌などお好みのおかずを詰めるのが樋桶流です。
玄米餅は神楽坂ストアで焼き上げて、試食していただくことができます!そのまま樋桶の味噌をつけて、、またはスープに入れて、、最高の状態でご試食ください。
※限定数の販売になりますので、日曜日のおはなし会に予約される方は、お取り置きも承ります。予約時にお取り置きの旨をメッセージ欄にご記入ください。
■薪火鉄釜味噌・玄米麹味噌
木蒸籠で蒸したお米を杉の室蓋で醸した麹。薪火を焚き鉄釜で深みのある味に煮た大豆とチベット湖塩を合わせた贅沢なお味噌です。
気づけば、もう12月。今年もいろいろありました。1年の暮れに九州の豊かな大地を、一緒に味わいましょう。
神楽坂でお待ちしています。
【日時】
”樋桶の郷”の販売会:12月2日(土),12月3日(日) 11:00-18:00
※販売会は予約不要です。
増田さんのおはなし会:12月3日(日) 14:00-15:00 無料
※予約優先ですが、当日参加も可能です。定員は目安ですので、お気軽にお越しください。
【会場】
tenaraido kagurazaka (s)store
東京都新宿区矢来町118 千種ビル 2F
東西線 神楽坂駅 より徒歩1分
都営大江戸線 牛込神楽坂駅 より徒歩7分
※神楽坂通り沿い、1Fが【BAR&CAFFE M’S】さんになります。