こんにちは。スタッフのひのです。

あけましておめでとうございます!てならい堂では、自分にとって心地よく、社会にも環境にも良いことをしていると感じられる生活を、”こころよい生活”と呼んでいます。みなさんにとって、てならい堂の存在が、少しでもこころよい生活に向かっていくためのきっかけとなっていたら嬉しいです!今年も色々な企画を準備中ですので、ぜひ興味あるものにご参加くださいね。

”こころよい生活”を探すために、3ヶ月ごとにテーマを決めて取り組んでいるてならい堂。2024年 1月のテーマは「生活を新陳代謝する」です。

新たな年が始まり、年始に目標を立てて今年からなにか新しく始める方もいらっしゃるかなと思います。新しく始める。古い習慣を止める。“生活の新陳代謝”と聞いて、みなさんは、どんなことを思い浮かべるでしょうか?

  「生活を新陳代謝する」ために、
    てならいに参加してみる。
    てならい堂神楽坂ストアに遊びに来てみる。
    自身の生活の中で見つめ直してみる。

それぞれのやり方で、みなさんも自分にとってのこころよい生活を探してみませんか。

 「生活を新陳代謝する」1月の話題。

1)身近にある新陳代謝ってなんだろう?

2)実際に生活の中で”新陳代謝する”ということについて考えてみる

 ・初めての「多肉植物を育ててみる」ワークショップ。冬超え編。

 ・アイヌにまつわるおはなし会。

 ・ツヅクキモノの和裁教室 ~通って愉しいうえに和裁が上手くなるコース~

3)てならい365日のススメ

1)身近にある”新陳代謝”ってなんだろう?

「新陳代謝」と聞いて、まず思い浮かぶのが、”からだ”のことでしょうか。辞書には「新しいものが古いものと次第に入れ替わること」とあります。例えば、転んで膝を擦りむいたときに傷が塞がって治るというのは、新陳代謝のおかげです。

人間のからだは約60兆個の細胞からできているといわれていますが、このうち、約1兆個ほどが毎日生まれ変わっているんですって。「ああ生まれ変わっているな」と実感することは少ないかもしれませんが、肌、血液、骨とそれぞれが日々生まれ変わっています。

人のからだに限らず、新陳代謝って、他のことにも使われますよね。例えば、組織やチーム。古い体制から脱却するために「組織の新陳代謝を」なんて言うこともありますよね。

今回のテーマは、「生活を新陳代謝する」です。生活をいきものとして捉えてみると、知らず知らず細胞が生まれ変わっているように、身の回りの生活の中で新陳代謝しているものにはどんなものがあるでしょうか?

例えば「洋服」。成長するにつれて好みが変わったり小さくなったりしたものはどうしても着れなくなってくる。これを捨てずにリメイクしたり、フリーマーケットで売ったり、お下がりとして友人に譲ったり、新しくつないでいく。買ったりもらったりしたものを、それをまた自分も譲ったり使い直したりする。これは新陳代謝の一例と言えるのではないかなと思います。

それでは「読書」はどうでしょう。読むことによって、新しい知識が蓄積されていく。そうして今までの自分の価値観が変容していく。これは新陳代謝でしょうか?また「人間関係」はどうでしょうか?、例えば子どもと親の関係性において、子の成長に伴い親もその接し方を更新していく必要があります。過去の関係性を捨てたわけではないけれど、その上にさらに気づいていく関係性。これは新陳代謝でしょうか?

「生まれ変わる」という意味では、完全に捨てるのではなくそれが残って糧になっているともいえるので、新陳代謝といってもいいかな、と私は思いました。

人によって解釈はそれぞれだと思いますが、生活を”新陳代謝”という視点でみたときに、自分は何が気になり、どんなことを感じるか、それに目を留めること自体が大切なことだと思います。ですので、ぜひ、今月はそんなテーマを持って、生活全体を眺めてみてくださいね。みなさん自身から生まれる「問い」、またみなさん自身の解釈をどうぞ大事にしていただけたらなと思います。

2)実際に生活の中で“生活を新陳代謝する”ということについて考えてみる 

・初めての「多肉植物を育ててみる」ワークショップ。冬超え編。

人のからだだけでなく、植物も日々生まれ変わる。むしろ客観視できるので、自身のからだよりも変化を感じやすいかもしれませんね。

ということで、初めて多肉植物を育ててみたい、可愛がってみたいという人たちのためにおすすめな「冬」「春」の2回セットのワークショップのご案内です!多肉植物を育てるときに頭を悩ませるポイントが、寒い冬の”冬超え”。それを体感、乗り越えるためのコツを教わっていきますよ。状態や状況に合わせてどんなお手入れをすればいいかを教わることができたら、臆することなく多肉を愛でることがきっとできるはず。時間をかけて、多肉を育てていくことに愉しみと自信を感じてもらえたらなと思います♪

■【てならい】初めての「多肉植物を育ててみる」ワークショップ。冬超え編。

・アイヌにまつわるおはなし会。

今回初開催となる「アイヌの<刺繍>と<木彫り>のワークショップ」。嬉しいことにこちらのワークショップはすでに満席になりましたが、おはなし会の方はまだお席に余裕があります!気になる方はぜひどうぞ。

「アイヌ」の人たちについて、その存在は知っていても、詳しく知っているという方は多くはないかもしれません。今回、アイヌのつくり手さんたちが自立していけるようにという思いを軸にアイヌ文化の普及活動をおこなう「阿寒湖アイヌコタン」の廣野さんに直接お話を伺います。廣野さんはご親族がアイヌの方であられます。

アイヌの世界観、衣食住や言い伝え、芸能、そして歴史と現在。またもうちょっと踏み込んだカムイ(自然界の動植物・天災・生活道具など人間が生きていくために必要なものや病気など人間の力が及ばない物)についていろいろと学んでいきましょう!

■【てならい】アイヌにまつわるおはなし会。

・ツヅクキモノの和裁教室 ~通って愉しいうえに和裁が上手くなるコース~

もとの形では使わなくなったものを、新しく生活に取り入れる。そんな技術を生かされているのが”和裁”。ぜひ身の回りの雑貨などを一通りつくれるようになったら嬉しいですよね。そんな方におすすめなのが、和裁連続コースです。月に一度神楽坂に通います。

和裁の基礎である運針をベースとしながら、着物を縫うためのさまざまな細かい技術も使っていきますよ。回を重ねるごとに少しずつ技術の体系が身についていきます!

てならい堂の~初めての運針~にご参加の方が受講できるコースではありますが、もし興味おありの方はこの機会にぜひ運針もどうぞ!

■【てならい】ツヅクキモノの和裁教室 ~通って愉しいうえに和裁が上手くなるコース~

3)てならい365日のススメ

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いかがでしたか。みなさんもぜひこの機会に、生活を新陳代謝する、ということについて考えてみませんか?てならい堂では、今月であれば「生活を新陳代謝する」といったように、こういったテーマをもとに自分の生活を見つめ直してみる機会を「てならい365日」と名付け、お家でのセルフジャーナリングをみなさんにオススメしています。

やり方はとっても簡単。ノートを用意して、今回のテーマについて書き出してみる、以上です。どんなことでも結構ですし、関連することを実践してみたり、てならいに参加してみたり、やってみたいなと思うものがあればやってみて、それについて書いてみるのでも大丈夫です。騙されたと思って書いてみると、書き出された文字を見て、不思議とどんどん新しい考えが思い浮かぶもの。書き出すノートはどんなものでも構いませんが、てならい365日専用オリジナルノートもありますよ。(ノートの購入はこちら

ノート

そうやって自分の考えを進めていくことが、自分にとっての「こころよい生活」を見つけることにつながると思います。テーマへの取り組みに際し、ご感想等いつでもお待ちしてますので、もしよろしければ、てならいに参加した時や神楽坂ストアに来た時に、ぜひてならい堂のスタッフへ伝えてみてくださいね。なにかさらに新たな発見があるかもしれませんよ。 

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 「てならい365日」では、3ヶ月ごとに同じテーマに取り組み、毎月それについてお知らせしていきます。今後、てならいの参加者募集とともに、てならい便り(メルマガ)にてこのテーマについてご案内していきますので、まだの方はぜひこちらからご登録くださいね。

また、サポート会員のみなさまには、毎月頭、素敵なイラストと共に同テーマに関するハガキをお送りしております。もしご興味ある方は、どうぞこの機会に関心を持っていただけたらなと思います。サポート会員となって、てならい堂の活動を応援していただけたら嬉しく思います!(詳しくはこちら。)

ということで、今月は「生活を新陳代謝する」ということに目を向けながら過ごしてみませんか?何から始めようかなと思った方は、まずは本ページを参考にしてみてくださいね。

今月もみなさまのご参加をお待ちしています!てならいの会場で、神楽坂ストアで、色々とお話ししましょう!

 

身体は新陳代謝する
必要なものを取り入れ
不要なものを吐き出す
生活にも新陳代謝があるとしたら
生活も生きてるってこと?