こんにちは、スタッフのくらたです。

先日行われた、職人さんから教わる<握りの練習会>。とっても熱い夜になりました!

教えてくれたのは、店舗を構えながらも、<出張寿司>というユニークなスタイルを持つ「鮨川」の職人さん、代表の早川さんと、前田さんのお二人!

神楽坂ストアに到着するとすぐに、職人さんの前掛けと帽子を着用されて、そこで一気にストアがお寿司屋さんの雰囲気になって、もうそれだけでテンションあがってきましたよ。。!(まだ始まってないのにすでに楽しい)

手際よく仕込みが始まっていく姿!どんどん楽しみな気持ちが高まる・・

手際よく仕込みが始まっていく!神楽坂ストアでこんなことが繰り広げられているなんて、なんか不思議ですっごく楽しくなってきた。。

この日は、てならい堂店主やスタッフも握りに参加しましたよ♪

スタート時間が近づくにつれて、どんどんわいわいする神楽坂ストア。

みなさんお席につかれて、今日持ってきたお酒のことやらで、もうわくわくな雰囲気。。!鮨川さんのお寿司は、「日本酒に合うお寿司」がコンセプト。この日はお好きなお酒や飲み物を持ちこみいただけるワークショップでした!

てならい堂店主の持ち込みのお酒は、スタッフまきちゃんの北海道みやげ!ラベルもすごいいい味でてる。。!

てならい堂店主の持ち込みのお酒は、スタッフまきちゃんの北海道みやげ!ラベルもすごい、いい味でてる~!

お酒に合う、とっておきの酒器をもってこられた方もたくさんいて、それがまた楽しくって。。

(美しい江戸切子や、お花が素敵なガラス、漆で華やかながらも温かみのあるおちょこや、日本酒以外の泡ものをたのしめそうなおしゃれなグラスなど、それにまつわるエピソードを交わすのもとっても幸せ)

お酒を飲まれない方は、ご自身であついお茶を淹れたりと、準備万端でお寿司と過ごすそ楽しい夜が始まりました!

てならい堂神楽坂ストアが、お寿司屋さんになりました!!夜のワークショップもいいですね~!

てならい堂神楽坂ストアが、お寿司屋さんになりました!!夜のワークショップもいいですね~!

みんなで乾杯!のあとは、さっそく握りを教えてもらいましたよ!

まずは、シャリをそれぞれ<10g>手に取ります。手にとったらちゃんと10gになっているか、はかりで確認。

鮨川さんのお寿司の特徴の一つ、ひとくちサイズのお寿司は、シャリがぴったり10g。ぱっと頭にイメージする普通のお寿司は、大体シャリが15~20gほどらしいので、それに比べると小ぶりなんです。(どんどん食べちゃえるサイズ感。。!)

ぴったり10g、これがなかなか難しい!思ったより多くとりすぎちゃったり。。鮨川さんのお寿司はシャリもネタも10gのため、ここは大事なポイントです。

そしてさっそく、ネタを早川さん、前田さんがどんどん持ってきてくれます。

この日のお品書き。

この日のお品書き。

左手にネタを置いたら、さっき10gはかったシャリをその上に載せる。そのままシャリの形を整えて、コロンとネタを上にしたらまた指先で整えていきます。。!最後に、刷毛で醤油をぬって、握り完成。

わー!自分で握ったお寿司って特別感。。!細めの形の方が、食感がいいらしいですよ!

わー!自分で握ったお寿司って特別感。。!細めの形の方が、食感がいいらしいですよ!

職人さんは、一瞬のスピードで握っていくので、まさかこんなに手のひらの中で様々な工程、絶妙な力加減や塩梅が繰り広げられていたのか。。と驚きです!

みなさん、どんどん来るネタを迎えて、ご自身のペースで握って、食べて、お酒もたのしんで。。♪

鮨川の代表の早川さん!

鮨川の代表の早川さんから直々に教えてもらう!

前田さんも!みんなにていねいに教えてくれます。

前田さんも!本当にていねいに、何度もコツを教えてくれます。

だんだんと手の先のリズムをつかんでいって、握りの練習も楽しいし、お寿司も本当にため息でるくらいの美味・・(握ったシャリが口のなかで“ほどける”感覚と、ネタの相性、わたし握るのうまいかも、、と思ってしまうほど!笑)

そしてなにより、鮨川の早川さん、前田さんがとっても親しみやすくて!明るくて、おもしろくて丁寧に教えてくれるので、ちゃんとしたお寿司の、ちょっととっつきにくいような敷居の高さを感じなかったです!(寿司職人さんってちょっと怖そう、、こんな心配はゼロに。)

スタッフひとみさんの握りと、美しい切子グラス!雰囲気も抜群です。。!

スタッフひとみさんの握りと、美しい切子グラス!雰囲気も抜群です。。!

どんどん握っていきますよー!

そして!途中、お寿司屋さんのお米の炊き方&酢飯のつくり方をなんと見せていただきました!

まず、お米の洗い方も自分が家でやってるのと違います。お米は、割れると炊きあがりにねばりがでてしまうので、本当にサッ!とたっぷりの水を早めにいきわたらせるために、サラっと軽ーく混ぜて、終わり。これを2回だけやったら、水加減は慎重に、しっかりと図って、すぐに炊飯器に入れちゃいます。

(お家で、30分とか1時間とかお水に浸しておくことがありますが、これはお米をふっくら炊きたいとき。お寿司は、さらっと固めに炊きたいので、すぐに炊飯器にGoです。)

~~~そして待つこと50分ほど~~~

固めに炊きあがったお米。これで酢飯の作り方も実演してもらっちゃいました!

赤酢を20%ほど入れます。(この20%がポイント。ほどよくいろんなネタに合うそう。江戸時代や、今も80~100%でやっているところもあるそうですが、これは赤身には合うけど、白身にはちょっと強すぎ。。などあるそう!)

温度に気を付けて、スピード勝負です。

温度に気を付けて、スピード勝負です。

ライブ感がすごくてめちゃ楽しい

ライブ感がすごくてめちゃ楽しい

酢をいれたらすぐに、手際よく混ぜます。ここでまたポイント!よくうちわであおいだりするシーンを見ますが、ここではシャリの温度を50度以下にしないように!50度以下にしてしまうと、でんぷんの粘り成分がでてきしてまって、お寿司に向かないそう。

できたら、すぐに保温。ここから10分ほどで、握ることができます!

貫禄あります!

お寿司屋さん御用達の保温釜。貫禄あります!

こんな握り以外の絶妙な部分まで実演してくれて、本当に大満足!めちゃくちゃおもしろかったです。。!

みなさんからも、質問がばんばん飛び交っていましたよ!

ちなみに、鮨川さんが作っているガリも絶品で、はしが止まりませんでした。。

ちなみに、鮨川さんが作っているガリも絶品で、はしが止まりませんでした。。

みなさん、どんどん握りつつ、味わって会話も楽しんで。。おひとりでご参加の方も多かったですが、同じテーブルを囲みみんなでわいわいする時間、とっても充実していて幸せな空間でした!

こんな風にきれいに握って並べている方も。美しい!

こんな風にきれいに握って並べている方も。美しい!

お寿司を握るなんて、貴重な体験ができて本当に楽しかったです。参加者のみなさんも楽しんでくれていたようで、それをみながらスタッフで「幸せだな~~」なんてほろ酔いで話していました。笑

江戸前寿司の伝統を大切にしながらも、「たのしむ気持ち」があふれたとても心地よい時間でした。早川さん前田さんありがとうございました!

ご参加いただいたみなさんも、本当にありがとうございます!ぜひ、これからも握りを楽しんでもらえたら。。。

ということで、次回来年3月も開催予定です!今回参加された方も、ぜひ握りのリズムを取り戻しに来てくださいね◎

そしてもちろん、初めての方も大歓迎。いっしょにおいしい熱い時間を過ごしましょうー!

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