にっぽんの伝統的な遊び「凧あげ」を凧作りから体験して、作った凧を皆で上げてみませんか。

昨年も実施した、凧作りワークショップを今年も開催します!

北九州市戸畑区にアトリエを構える「カイトハウスまごじ」にて、昔は子どもたちでも作っていた「うちかけ凧」の制作~凧あげまでを体験するワークショップを5名限定で開催します。

今の時代、凧あげをしたことがない方も多いのではないでしょうか。てならい堂主催のワークショップとして、大人の方でも楽しめる内容ですよ。

午前中に凧作りをした後は、近くの公園でみんなで凧揚げをしましょう!

▲色鮮やかな凧が並ぶ店内を見ているだけで、ワクワクします!

『凧揚げ』。皆さんはいつ凧を揚げましたか?小さい頃?揚げた記憶はある?ない?

にっぽんの伝統的な遊びであることは知っているけど、今の時代なかなか揚げる場所もないですよね。

昨今のスマートフォンなどの普及に従って、私たちはいつでも手元を見ながら過ごしているような気がします。
そんな時代だからこそ、空を見上げることの心地よさを、『凧』を通して思い出してみるのもまた違った感覚を味わえます。

凧作りを教えていただくのは、北九州戸畑区にアトリエを構える「カイトハウスまごじ」の竹内義博さん。

▲凧の枠組みから絵付けまで体験します!

福岡県特産工芸品の「孫次凧」は、義博さんの祖父にあたる孫次さんが自身の遊び道具として作り始めたことに由来します。

今は2代目の義博さんがその意思を継ぎ、50年ほど前に「孫次凧」を復活させて制作に励まれています。

▲写真中央が祖父の孫次さん。セミや河童など、生き物をモチーフにした斬新なデザインはもちろん、何より「よく飛ぶ」ことが評判だったそうです。

義博さんは、子供たちでも作りやすいようにと試行錯誤され、「もんぱ凧」というデザインを生み出し、ワークショップを開催されています。

しかし、今回は大人の方でも楽しんで頂けるように、少し難易度が高い「うちかけ凧」を骨組みから組み、和紙張り、絵付けをして仕上げていく工程を教えていただきます。

「うちかけ凧」は、骨組みを作る際に、竹を曲げながら糸で結んで組んでいくので、「孫次凧」作りの基本が学べる内容です。

お子さまから大人の方まで、誰でもご参加大歓迎です!

骨組みの組み立て、和紙張り、絵付けの工程を職人さんに教えてもらいながら作っていきますよ。

▲これが、「うちかけ」と呼ばれる凧のかたちです。

「凧」というのは工作としても楽しめますし、民芸品として鑑賞するのも面白い。

また、広場で大空に向かって羽ばたかせる凧揚げはスポーツとしての側面も!

色々な楽しみ方ができます。

PCゲームが発展していった過程で、昔のように細かい手作業が出来る子どもが減っていき、うちかけ凧を作るワークショップは昨年まで30年間されていなかったのですが、

てならい堂として本年も凧作りのワークショップを続けていきたいという思いで今年も「うちかけ凧」作りを開催いたします。

当日お時間のある方は、お昼を食べた後、作りたての凧を持って、皆で飛ばしてみましょう!

自然の風を待つ時間は、とても尊いものですよ!皆さんのご参加をお待ちしています。