【てならい後記】漆をもっと探究する。松本先生の乾漆教室。-5回目
こんにちは。てならい堂スタッフのてんです。
8月の真夏。今年は本当に酷暑ですね。
さて、今回は5月の開始から早くも5回目の乾漆です。
前回塗った錆漆が乾いて、刷毛や塗った後の形跡があるので、滑らかにする削り作業から。
今日は削りの乾漆と言って過言ではないほど、紙やすりをして滑らかにしていきます。
『シャカシャカ、シャカシャカ』下に敷いた紙に削った漆が砂状にどんどん溜まっていきます。
「明日筋肉痛になりそうです」「やすっても、粗目でまだまだ」と忍耐と静の時間。
1時間ほどびっちりやすりがけ作業。皆さんの集中力と根気がすごい!!
何回もやすりがけをして、形と粗目や塗り跡が残ってないか確認。
前回塗った刷毛などの跡が無くなるほどに、全体をやすりがけできたら錆漆を足りない部分に塗っていきます。
ヘラや刷毛、竹ヘラなどを使い、形を整えるように塗っていきます。
どんどん形ができて、厚みと丸み、層を重ねてきて可愛らしいですね〜。
肉付けができたら、次回の削りに向けて乾燥させます。
先生、みなさん今回もお疲れ様です!早くも残すところ、あと3回。
次回は『やすりがけと和紙貼り』の回です!!
暑い日が続きますので熱中症に気をつけて、お出掛けやてならいを楽しんでくださいね〜。
次回もがんばりましょう〜!