【てならい後記】自分の“ことば“を絵本にする連続ワークショップ<10回目>
こんにちは。てならい堂スタッフのひのです。
「自分の“ことば“を絵本にする連続ワークショップ」、先日10回目を開催し、いよいよ最終回を迎えました!
5月から始まり、あっという間の半年間でした。最終回の内容は、絵本完成お披露目会。みなさんが今までにつくってきた絵本をお互いじっくり読み合いながら味わっていく時間となりました。
まず最初に、お互いの絵本をじっくり読んで味わい、感想を書いていきました。
この感じ、懐かしいです。笑 前半の物語づくりでは、このお互いのフィードバックの時間を大切につくっていきましたよね。
そして、書いた感想をそれぞれの方に読んでプレゼントしていきました。全10回を一緒に過ごした仲間からのお手紙のようで、とても素敵な時間でした。
どの絵本も読んでとってもあたたかい気持ちになるものばかりで、みなさんの今まで経てきた時間が詰まっているようでした。
スタッフである私も、これまでのみなさんの制作過程を知っているのもあり完成した絵本を読むのをずっと楽しみにしていたので、この場に立ち会えたことはとても嬉しかったです。
お互いの絵本を味わった後、今度は自分の絵本に対しても感想を書いていきました。また、あわせて絵本の朗読もしてもらいました。せっかくなので、制作の意図など気になることも質問していき、そうだったんだ!という発見もあり楽しかったです。
最初にみなさんの絵本を黙読で読んではいますが、また制作者ご本人による朗読は、ちがった味がでてよいですね。
今回出来上がった素敵な作品たち。みなさんそれぞれに、素敵な絵本が仕上がりましたね。いつの日か、またみなさんの作品を読み合うような機会をもてたらいいなと思います。
最後、参加者の方の感想で印象的だったのが、”一緒の船に乗っていろんな経験をしてきて、それぞれの絵本を持ち帰ってきた”といった言葉。まさにワークショップの醍醐味をあらわしているなと思います。1人ではできないことを、ここに集った人たちとこの場この時だからこそできた経験。出会えた人々と共に時間をつくっていくこと。そんなワークショップの良さを改めて感じました。
参加者の皆さん同士も約半年間一緒に過ごし、とても仲良くなられていて、みているこちらもほっこりしました。心温まる時間をありがとうございました!また、半年間お疲れさまでした。今回つくった絵本がみなさまのこれからに寄り添うものとなりますように願ってます!