【てならい後記】初めての<焙煎>!コーヒー豆の焙煎を目の前で見て、味わうワークショップ。
こんにちは、スタッフのくらです。
人気のコーヒーワークショップの新しいテーマ<焙煎>を知る会!を行いましたよ。教えてくれたのは、てならい堂のコーヒーワークショップではもうおなじみ!COFFEE ROOTSの倉持さん。
コーヒー大好きなみなさんと一緒に、まずはさっそく、<焙煎とは?>から。
コーヒーの生豆は、まだ味や香りがほとんどなく、そのままではコーヒーとして飲むことができません。生豆に熱を加えて、香りや味をつけ、はじめてコーヒーとしておいしく飲めるようにする作業が<焙煎>。
焙煎は、熱の伝え方(直接火を近づけるとか、熱風でとか、電子レンジみたいなので熱を加えるとか。。)でも味が変わって来るそうですが、なんといっても、私たちのコーヒーライフに関わって来るおもしろい部分が<焙煎度>です。
焙煎具合によって、味が違ってくるのは何となく知っていましたが、いまいちどの焙煎度が好き。。とか、焙煎のことは何となくしか知らなかった。。なんて方も、とっても楽しい焙煎ライブを通して、その違いが明らかになりました。
焙煎は、生豆に熱を加えてどんどん変化していくんですが、大きく3つの工程に分かれるそう。
ドライ(水分をなくして豆の臭みをぬく)→メイラード(褐色に色づき始める)→ディベロップ(風味・酸味が出てくる)。これを経て、おいしいコーヒーになるんですね!
さっそく、倉持さんが生豆から、その場で焙煎してくれました。焙煎ライブスタート!
途中けむりが多く出て来たり、周りにコーヒー豆の皮が飛んだりで、けっこう激しい焙煎ライブ!笑
豆がどんどんいろづいてきて、「パチ。。パチ。。」という音が出始めたら<1はぜ>の段階で、ここからやっと飲めるコーヒーになっていきます。
1はぜのあとはどんどん色も濃くなって、煙も上がってきます。「ジリジリ。。」という音ともにはじまった<2はぜ>のころには、けっこう焙煎も深めに近づいてきています。
ちなみに、焙煎度について。
1はぜが始まってからは、ライト→シナモン→ミディアム→ハイ。。このあたりで2はぜが始まり、シティ→フルシティ→フレンチ→イタリアン、という風に、どんどん深い場以前度合いになってきます。
(今まで、よくこんな焙煎ワードたち聞いたことはあったけれど、この日ちゃんとはじめてスタッフの私は理解しました。。!)
焙煎が浅い方が酸味や、豆の味をより感じられるそうです。焙煎度合いが深くなるにつれて苦みが増します。
*ちなみに、スタバはフルシティやフレンチの深煎りが多かったそう。(最近は浅煎りもあるそうですが)また、ブルーボトルはミディアムやハイまでの浅煎り。おもしろいな~~。コーヒーショップを選ぶのも、すっごく楽しくなりそうですよね。
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さて、今焙煎した豆をさっそく飲んでみよう!と行きたいところなんですが。。焙煎したばかりの豆は、まだ<ガス>が抜けていなくて、苦みが強いそう。焙煎後は、数日間の<エイジング期間>でちゃんとガスが抜けたら、甘味がでて味がおいしくなるそうです。
なので、今日は事前に倉持さんが事前に用意してくれたインドネシアの<ハンスさん>の豆で、<ミディアム>と<フルシティ>二つの焙煎度の違いを飲み比べてみました。
みんなで飲み比べ!まったく同じ豆で、抽出の仕方も同じなのに、味全然ちがいます。。!
フルシティはどっしりしていて、濃いめ。でも苦ーい!!という感じではなく、とってもすっきりしている(ハンスさんの良い豆のおかげもあるのかも)。ミディアムの方は、クリアでより豆の特徴を感じられるし、まるで紅茶のような味わい。。!みなさんにどっちが好み??問い聞いてみたら、ほんとにバッチリ好みが分かれてました。
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そして。。やっぱり気になってしまった、さっき焙煎した豆、今飲んでみたい!!
もちろん飲むことは問題ないということで、みんなで飲んでみました。最後の方まで焙煎した<フレンチ>あたりの深い焙煎度合に加え、前述したガスがまだぬけてないので、にがーい!!
でもこんなのを試せるなんて、なかなかないのですっごくおもしろかったです。
(あとは、さっき焙煎した豆、そのまま食べてみよう。。とかもやってみました!)
焙煎にまつわる充実した体験ができて、私たちのコーヒーライフがさらに楽しくなりそうです◎気になる方は、おうちでもぜひ!たくさん出る煙などに気を付けて焙煎やってみてくださいね。
参加してくれたみなさん、倉持さん、ありがとうございました!
これにて今年のコーヒーワークショップは終了しましたが、来年もどんどん楽しい企画やっていきますよ~!
さっそくですが、2025年1月には、てならい堂で初おひろめの生産者さんの豆を使った<コーヒーの淹れ方講座>も予定しているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。