【てならい後記】冬の間にじっくり仕上げる、”はかま”づくりワークショップ@オンライン<3回目>
こんにちは。てならい堂スタッフのひのです。
「冬の間にじっくり仕上げる、”はかま”づくりワークショップ@オンライン」3回目を開催しました!
最終回の3回目は、ズボン裾のカフスとウエストの部分を縫っていきました。また、ワークショップの最後には、今までのまとめと質問会、アレンジ方法についてなど伺っていきましたよ。
ズボン裾のカフスは、「あり」と「なし」で、ズボンのシルエットや印象がだいぶ変わります。今回のワークショップではどちらを選んでもOKだったのですが、参加したみなさんたまたま全員カフスありを選んでました!
なので、みんなで一緒にカフス部分を縫っていきます。
縫い進めながらおしゃべり。参加者のお友だちの方がたまたま今石徹白に行っている〜という話もあり、雪景色の写真を見せてもらいました。
講師の加藤さんからも「石徹白の雪の時期は樹氷がすごい綺麗で、寒いけどがんばって早起きして見てます!」なんて話も。
なかなか石徹白に行くのは大変な道のりではありますが、雪の時期にもぜひ一度訪れてみたいなぁと思いました。
縫い進めながら、普段みなさんどんな様子で縫っています?なんて話題も出ました。
無言・無音で瞑想的に縫ってる人もいれば、音楽かけてリズムに乗ってる人、夜寝る前にベッドに入ってドラマをBGMにしながら縫っているという人など。十人十色のやり方があって面白かったです!
縫う姿勢や机派?床派?という話、重石のように2キロのぶんちんを使って縫ってます、という人も。縫う布のサイズが大きい場合はそういった道具を使うのもアリだなぁと思いました。和裁をされてる参加者の方は、くけ台を使ってるようでした!
カフスが終わったら、次はウエストを縫っていきます。そこにゴムを通していきました。
ウエストは今回は基本に1本のゴムを使っていきましたが、これを2本にしたり、真ん中に紐を通したりというアレンジもできるそうです。お好みに合わせて選べますね。
全部の工程が説明し終わった後、みなさんから事前にもらっていた質問への回答とアレンジ方法について、話をしていただきました。
ちなみに、今回はカフスをズボン本体部分と同じ生地で縫ってますが、たとえば、過去にはコーデュロイ生地の人で、縦線横線とカフスとそれ以外の部分で生地を切り替えてつくった人もいたそうです。
また、今回の参加者の方で、リネン生地にポケット部分の布と止め糸をレモン色にして仕上げていた方がいて、それもとっても可愛かったです!
ズボンの股マチの大きさを変えたり、ポケットを後付けしたり、アイデア次第でさらにバリエーション広がり、はかまづくりの楽しみ方いろいろだなと思いました!
使う布で印象が変わったり、アレンジのバリエーションもいろいろあって、はかまづくりって奥が深いなぁと思いました!
参加してくれた方の中には、手縫いは1人ではなかなか億劫だったけど、こうやって集まってやる機会はモチベーションになるし楽しくできてよかった!という声もありました。
石徹白では今でも、手芸の会といって冬には週1でおばあちゃんたちが集まって縫い物をしてたりするそうで、なんだかそういう時間はとても素敵だなと思いました。
また、早速2本目もまた縫いたい!という声もあって、今後も手縫いではかまづくりを楽しんでいただきたいなと思いました!
今回つくったはかまも、ひと針ひと針自分で縫っていって愛着も沸いたと思うので、ぜひ大事に生活の中で育てていってもらえたらなぁと思います。
講師の加藤さん、参加者のみなさま、ありがとうございました!おつかれさまでした!