日光の苔玉アーティストに習う。世界遺産のマチからハンドメイドの文化を
暮らしにグリーンの彩りを。
お手軽かわいい、緑の苔玉さん
苔玉とは、植物の根を球状の土でくるみ、周囲を苔で覆った、そのまんま「苔の玉」です。
作るのも育てるのも意外に簡単で、丸くって小ちゃくって緑で、愛らしい姿がいかにも「癒し」なもんですから、巷の人気急上昇中。
ちょっと心がささくれ立った時には、お部屋の、あるいはデスクの苔玉さんが、あなたをきっと落ち着かせてくれる。
中に入れる植物で遊んでみたり、季節を楽しんだり、というのも苔玉さんの醍醐味です。
そして、季節に応じて中身を変えられるのが、素敵なところ。
中身は当日のお楽しみ!ということにしておいてください。
苔玉さん、苔玉さん。
ついつい、さん付けで呼びたくなる苔玉さん。
、、、名前がいりますね。
名前を付けてあげたらいいと思います。
あなたが作り、器も作り、名前を付けてあげた苔玉さんが、あなたの暮らしに緑を取り入れることの素敵さと、そして、それがそんなに難しく無いことを、教えてくれるはずです。
生活道具を自給自足。
FLAGS SHINKIBAとのコラボテーマです。
FLAGS SHINKIBAさんのワークショップ「日々是創造」、改めてその趣旨を。
新木場はかつて東京の木の流通の拠点として栄えた町。
今は流通の形態も変わり、かつての活気は望むべくも無いのが現状、、とは言え、まだまだ多くの材木屋さんが軒を並べています。
この新木場のKUKUNOKIという名の木工ショップを拠点に活動する「FLAGS SHINKIBA」は、職人やクリエイターなど、自分の「旗」を掲げる全ての人が、情報発信し交流できるターミナルとして、ディレクターの北川健太さん(若干30歳)を中心に、毎週の様にさまざまなイベントや企画を実施するプロジェクト。
そのFLAGS SHINKIBAさんが実施するワークショップのテーマは、ズバリ「日々是創造 ~生活道具を自給自足しよう~」。
うん、ズバリです。
工場でつくられるもの、職人の手仕事でつくられるもの、自分でつくるもの、それぞれに違った意味合いがあって、一概にどれが良いとか悪いとか言えるものではないですよね。
ただ、生活道具を自分で作るとなると、「私は自分で作る派です!」という人であっても、結構なハードルがそこにはあります。
通常は踏み込まない職人の領域にあえて踏み込むことで、当然これまでの暮らしには存在してなかった、全く違うストーリーを持った生活道具を、手にしてもらえることと思います。
あるいはこの体験を通して、身の回りにある道具に刻まれた職人の仕事の深さを知り、その道具たちがまた、違った輝きを放ち始める、、、
さらにさらに、あなた自身がその先で職人になってしまったり、、、ということも無いなんて、誰にも言えませんよ。
まあ、職人になるかはともかく、日々の生活に必要なものを自分なりに作っていくという、新しい取り組み。
そして、ハードルの高い取り組みだからこそ、そこはプロの職人に教えを請うて。
職人と一緒に始める日々の生活道具の自給自足、それがこの「日々是創造」のコンセプトです。
日光の苔玉アーティストに習う。
世界遺産のマチからハンドメイドの文化を
苔玉は生活道具か、ですって?
いやいや、だって、生活には緑があった方がいいでしょう。うん。
そんなことより(笑)、今回の先生は、日光でアートギャラリー日光MITATEを運営する福本さん。
福本さんは、世界遺産のマチを拠点に、広く栃木のアーティストと連携しながら、ハンドメイドの価値を軸に、地域活性に取り組まれているそう。
ご自身も苔玉アーティストである福本さんは、苔玉作りや作陶を続けながら、各地でワークショップを開催するなど精力的に活動されています。
土をこね、緑を包み込んで、大自然を手のひらに持ち帰る、ハンドメイドのモノづくり。
アウトドアをこよなく愛する福本さんから、土や緑の話や、地域のお話や、色んなお話を聞きながら、是非チャレンジしてみてください。
今回は夏休み企画ということで、お隣では、山歩きのプロに習う、虫捕りのワークショップを開催中。
午前中に苔玉を作ってからの、カブトムシ講義や、父子が虫かご作りに夢中になっている間に、お母さんが苔玉作りに熱中する等、家族で色んな過ごし方をしてもらえる様に準備をしています。
もちろん、ご家族以外でも、FLAGS SHINKIBAさんの夏休み企画におでかけくださいませ。
同日同会場開催の「夏休みファミリー企画。ムシキング・ワークショップ」はこちらからどうぞ。