カタチとモヨウのシルクスクリーンワークショップ
二子玉川クラフトフェアで2つのワークショップを開催します。クラフトフェアは、つくり手とつかい手が近づく場所。そこでてならい堂では、つかい手の目線をつくり手の目線に近づける、そんなワークショップをご用意します。
ひとつ目は、「カタチとモヨウのシルクスクリーンワークショップ」です。
シルクスクリーンは簡単に言うと、版型を使ってメッシュ状の穴から顔料を染み出させて柄をつけるプリント技法。と言われてもイメージ湧かないですよね。見てもらうか、体験してもらえれば一発なんですけどね。
予め用意された型の中から好きなカタチを選びます。好きな色のインクを乗せて刷れば、そのままカタチがプリントされるわけですが、ここにシールやマスキングテープを貼って、インクがつかない箇所をつくることで、自分だけのモヨウをつくることができます。
プリントする素材は、トートバッグを準備しておきますが、お好きな素材*を持ち込んでいただいてももちろんOKです。親子はもちろん、お友達同士でのご参加も歓迎です。
今回、ワークショップをご一緒するのは、絵とデザインのアトリエ”ヤマコヤ”のやまさき薫さん。
やまさきさんは学校を出た後、イラストとデザインにまつわる様々な仕事を経験し、多忙すぎる時間も過ごした結果、自分の軸足を「伝えること」と「教えること」に決めて独立しました。
「自然の環境に寄り添いながら、いろんな人が立ち寄り通過する『山小屋』のような、学び手習い伝えていく『寺小屋』のような、そういうアトリエになればいいなと思って」というやまさきさん。とても素敵な名前だなと思いました。
そんなやまさきさんが提案するのは、「日常にものづくりのある暮らし」。例えば公園に落ちている植物を使ってモノを作ることもできるし。シルクスクリーンも、一度やり方を覚えれば家で繰り返すこともできるし、暮らしの中にものづくりを取り入れることは、とても簡単なことだとやまさきさんは教えてくれます。
そして、「つくる」視点をもつことは、「じゃあ、これも同じようにつくられているのかな」「これはどうやって作ってるのかな」という想像力につながっていきますよね。
てならい堂のいつものワークショップは、つくり手の視点をつくり手から直接学ぶ機会ですが、今回はやまさきさんと一緒に、つかい手の側からつくり手の視点を想像してみます。
制約がある中でどうやって思い通りの模様をつけるかは、つくり手たちが日々、工夫と技術で実現しているものづくりの醍醐味。つくり手が集うクラフトフェアで、あなたも「つくる目線」を手に入れて、つくり手たちと向き合ってみてはいかがでしょうか。
場所 : |
二子玉川クラフトフェア |
日時 : |
2017年11月25日(土) ①11:20~12:00 ※作業の進捗によって、時間は前後します。 |
定員 : |
各回6名。席に空きがある場合は、当日も受け付けます。 |
参加費 : |
2,500円(税別) |
内容 : |
シルクスクリーンを使ってトートバッグに模様を作ってプリントします。 *持ち込みの場合、綿50パーセント以上、白か淡色のものをご用意ください。黒や紺色などの濃色では色が出ません。 |
持ち物: | インクを使うので、念のためエプロンを使用し、汚れても良い服装でいらしてください。 |
その他注意事項: |
※現地までの交通費等はお客様ご自身でのご手配、ご負担となります。 |
会場までの行き方:
電車をご利用の場合
東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅直結
お車をご利用の方へ
土・日・祝は駐車場並びに周辺道路が大変混雑しますので、公共交通機関のご利用をお願い致します。