【おはなし会】ツクリ手のタニク学
にっぽん てならい堂が開催している、つくり手を招いての「おはなし会」。
全国からお呼びしたつくり手たちに、道具のお手入れ法など、長く道具を使うために知っておいたほうがいいことから、ものづくりへの純粋な思い、あるいはマニアックな思いまで、生活者である私たちが、その生活をもっと豊かなものとするために、知っておいた方がいい物語を聞き出していこうと思います。
今回のテーマは「多肉植物」。
ん??多肉植物って、生活の道具…ではないよね?そんな声も聞こえてきそうです。
にっぽん てならい堂が心惹かれるのは、「毎日の生活の中で少しの手間を惜しまず手入れをし、育てて使う」ことができる【生活の道具】。そして、それを生み出す【つくり手の物語】。
それは、多肉植物とそこに圧倒的な哲学を持つTOKIIROにも通じていると思いました。だから、彼らから多肉植物のことを知りたいと思ったし、TOKIIROの物語を聴きたいと思ったのです。
「生きる、生かす、育てる」そんなシンプルで力強いメッセージを、TOKIIROは発信し続けています。植物と人間との付き合い方や自然がどうあるべきか、多肉植物から今もなお、彼らはたくさんのことを教えてもらっているのだそうです。
そんな多肉植物が与えてくれる様々なものを受け取り、そこに自らの想いを重ねて、彼らはアレンジメントや空間を創っています。
生活の道具もまた同じ。素材との向き合い方、その素材が育ち生かされる環境がどうあるべきか、そんなことを考えて作られたもの、そしてそれを作った人の物語を感じることができる道具に、私たちは心が惹かれてしまうのだと思います。さらには使う私たち自身の物語がそこに重なっていくことで愛着が持て、手入れをして育てて使いたくなるのではないでしょうか。
まあちょっとね、少し堅苦しい語り口になってしまいましたが(照)、
TOKIIROさんが多肉植物に魅せられた経緯、今まで、そしてこれからのことを皆で聴いてみたいと思います。そして皆さんが語ってくれるあなたの物語とTOKIIROさんの物語で、まるでひとつのアレンジメントのようなものが生まれたらいいな、そんな風に思っています。
ぜひ、タニクの声を聴きにきてください。
内容: |
今回は「多肉植物」をテーマに、 サポート会員価格0円/ゲスト価格700円(税抜) |
日時: | 9月6日(金曜)19時〜20時半 |
定員: |
8名 |
場所: |
にっぽん てならい堂(ひみつの小店) |
その他注意事項:
※現地までの交通費等はお客様ご自身でのご手配、ご負担となります。
※準備の都合上、キャンセルは1週間前迄とさせていただきます。
(TOKIIRO)
近藤 義展
TOKIIRO代表
植物空間デザイナー
自分の生きる目的は何なのか?を模索探求する中で2008年、故 柳生真吾さんの多肉植物創作に出会う。2009年、季色(トキイロ)をスタート。器(空間)に絵を描くように、多肉植物の生きる世界を創りだしている。その世界観は、日本のみならず海を越えて世界の様々な地域と人々を魅了し続けている。
(TOKIIRO)
近藤 義展・近藤 友美
グリーンデザイン、ガーデンデザイン、ワークショップ開催など多岐にわたる活動の中から、空間(器)に生きるストーリー(アレンジ)を創作している。季の色を楽しむ。それは力強く生きる多肉植物の最大の魅力です。
生きる、生かす、育てるをコンセプトで時の経過とともに進化するコミュニティー(アレンジ)にストーリーをプラスして、ミニチュアガーデンを作ります。DIYの要素も取り入れ「たった一つのお気に入り」がみなさんの生活に季の色を演出できたら幸甚です。