【スタッフこばなし】”自分でつくる”という選択肢。てぬぐいマスクを実際につくってみた。
昨今のマスク騒ぎ、みなさんはどうしてますか??
どこにいっても在庫がなくて入荷待ちだったり、ネットでは高額で転売されていたり・・・。これから大量に生産されるのを、ただ待つしかない、なんて状況もあるのではないでしょうか。
普段から、わたしも何気なくマスクを購入して使っていましたが、自作している人たちがちょっとずつ現れてきて、考えを改めました。「マスクは買うもの」と思っていましたが、確かに、よくよく考えてみたら、あるものでつくれるよな、と。
なんなら自分でつくっちゃえばいいのでは、と。
健康のため、予防のためにと、時期によってはほぼ毎日消費していたマスクですが、今回のことをきっかけに、そんなことに気づかされました。
そんなこんなで、今回、てならい堂の和裁教室でおなじみの、仕立て屋ユニット、ツヅクキモノさんに協力してもらい、自宅で簡単につくれるてぬぐいマスクのつくり方を教えていただきました。
おしゃれ・・・!これは欲しくなりますね。
教えてもらったつくり方は下記の通り。
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<用意するもの>
・てぬぐい
・毛糸 または 髪ゴム
・針と糸
<つくり方>
①てぬぐいの長さを三等分で切る。
※大体正方形の大きさくらいになります。
②切ったうちの1枚を幅1/3くらいに畳み細長くする。
※このときの布の幅が、自分の鼻からアゴまで隠れる幅になっているかを確認し調整する。
③これをさらに幅半分に折って印をつける。真ん中から上半分側に向かって2cm・1cmのところにそれぞれ印をつける。さらに真ん中から下半分側に向かって1.5cm・1cmのところにそれぞれ印をつける。
※全部で印は5つつけます。
④2cmの印と1.5cmの印部分を谷折りにし、1cmの印部分は山折りにして畳む。
⑤両端を三つ折りにして縫う。
⑥縫ったところに紐を通し、顔のサイズに合わせて長さを調整して紐を結ぶ。
※髪ゴムを使ってもいいですし、ゴムが手に入りにくい場合、毛糸を鎖編みにして使ってもよいです。
*③〜④の折り目をつけて畳む工程は少し複雑なので、この工程をとばしても十分素敵なマスクをつくれますよ。
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早速、スタッフもこれにならって、つくってみました。
シンプルver.だとこんな感じ。折り目もつけず、家にあった余っている髪ゴムを使いました。
はい。ツヅクキモノさんに比べたら、ちょっと見劣りするかもしれませんが、それでも十分使えます。しかも、可愛い・・・。大きさも、縫い直しができるので、また修正も可能です。
自分でつくったマスク、早速引っ張りだこです。洗濯予備用にいくつかつくっても良いかなと思いました。
これからも洗いながら、できるだけ大事に使い続けていきたいなと思っています。
わざわざ買うのではなく、”自分でつくる”。
それは何も、今回のことに限らず、普段からそうなのではないかな、と。
身の回りのものも、もしかしたら、そうやって自分でつくれるものも結構あるのではないかな、と改めて考えました。そして、そんなふうに自分でつくったものが生活の中に溢れていったら、結構素敵なんじゃないかなと思いました。
こんな時だからこそ、身の回りにあるものを使って、”自分でつくる”を実践してみませんか??