ミツロウラップ tsu tsu mi

てならい堂と一緒に、捨てない生活をしてみませんか？

環境に優しい生活というのは、きっと私たちの暮らしにとっても優しいもの。今回てならい堂では、包んで、洗って、繰り返し使うことのできる食品ラップ「ミツロウラップ　tsu tsu mi」をご用意しました。手にも馴染みやすく、かわいい柄でキッチンを彩ってくれます。


ミツロウとは、蜂の巣からとれる天然の蝋(ワックス)のこと。「ミツロウラップ tsu tsu mi」は、綿100％の布に、ミツロウ・天然樹脂・植物油を染み込ませたもので、洗って繰り返し使える食品ラップです。 手の熱であたためると柔らかくなり、さまざまな形にフィットするので、残り物の器に蓋をしたり、使いかけの野菜を包んで保存することができます。ミツロウには天然の抗菌性と保湿性があり、包んだものの鮮度を保つ役割もしてくれます。使い終わったら、食器を洗うように洗って自然乾燥させて、また繰り返し使うことができます。

ラップというと、薄くペラペラとしたものを想像する方が多いのではと思いますが、ミツロウラップは従来のラップに比べて厚く硬く、しっかりとしています。なのに、色んな形に動いて、きちんと蓋をしてくれます。プラスティックのラップは、思わぬところで重なってくっついてしまったりすることも多いですが、ミツロウラップは自分の手に布が合わせて、ゆっくりしっかりと形を変えてくれます。 今までにさわったことのなかった、新しい感覚です。プラスチックのラップの代替え品、というより、使うのが楽しくなる、新しい形の食品ラップと言ったがいいかもしれません。

サイズはS、M、Lがあるので用途によって使い分けることができます。最初は「どのサイズを買えばいいの？」と迷うと思うので、下の説明を参考にしてくださいね。

Sサイズは18cm。茶碗大の器の蓋としてや、しょうが、ピーマン、トマトなどの小さな野菜の保存に。お弁当の箸袋や折りたたんでおかずカップにも。

Lサイズは36cm。キャベツ、白菜、食パンなど大物の保存や、手作りケーキなどを包んでプレゼントにも。

ミツロウラップ「tsu tsu mu 」の製作者は、宮城県の丸森町を拠点として、ミツロウラップの製造販売を行っている「マメムギモリノナカ」さんです。きっかけは、代表の山下さんと、ミツロウの使いみちを探していた宮城県丸森町の石塚養蜂園さんとの出会いだそう。共にその使い道について考える中で、オーストラリア発祥のミツロウラップの存在を知った山下さんは、瞬時に「この自然素材で作ったラップでおにぎりを包んで登山にいきたい！」と試作にのめりこ見ました。現在は、丸森町で暮らし、日々自然素材に触れながら、丁寧なものづくりを行っています。石塚養蜂園さんでは、ミツバチが農薬の影響を受けないように、蜂箱を置く環境に特に気を使っています。農薬がかかりにくい場所でハチを育てているため、そこから採れるミツロウは安心できる素材です。

ミツロウラップのすごいところは、「土に還る」人にも自然にも優しいラップだということ。全て自然素材でできているので、使い古した後は、埋めると土に還ります。ミツロウコーティングが取れてサラサラの布の感触になってきたら交換時期。使用目安は半年程ですが、大事に扱えばもっと長持ちさせることもできるそうです。 プラスチックラップとは違って、使いはじめは少しミツロウのベタつく手触りがあったり、熱湯で洗うと油分が落ちてしまったりと、付き合い方に少々コツがいるラップです。でも、使っていると、そこもなんだかかわいく思えてきますよ。

おしゃれで、自然にも優しく、気がつくと生活の中に馴染みこんでいるような、そんなラップです。ギフトにもオススメです。

【yorunomori】森の風を感じられるようなデザイン。木々の絵がかわいい。 　　　　　

ミツロウは、お菓子の材料やリップクリームなどにも使われおり、口に入っても問題ない素材です。

熱湯消毒できないので、生肉・生魚には直接触れないようにお使いくださいね。