裂き織カメラストラップ
¥6,050 ~ ¥6,600
税込
商品コード: i018camerastrap_mixb ~ i018camerastrap_mixs
古布や残反を利用した裂き織のカメラストラップ
古くなった布を裂き、緯糸として織り直す日本古来の技法、裂き織。 アパレルメーカーから出る生地の残反を回収し、裂き織の技術を用いて製作されたカメラストラップです。 江戸時代に当時貴重だった布をきちんと使い切るため裂いて織り上げたのが裂き織の起源だそう。そして現代、廃棄されることの多い生地の残反から、裂き織を経て新しい生地に生まれ変わったのがこちらのストラップ。日本に昔から受け継がれてきた、物を大切にする精神が宿った製品です。 ものを使うことについてほんのちょっと思いを馳せながら、カメラを持ってお出かけなんていかがでしょうか。生地は使い込むにつれて味が出てきますので、長く使ってあげてくださいね。 |
長さは80cm。もちろん調整もできますよ。強度がしっかりあって防滑性にも優れているので重いカメラでも安心です。とはいえ、まず装着のときにはきちんと接続できているかご確認を。 |
デニム素材を使っているので堅いのかなと思いきや、意外とソフトな触り心地。幅も広めなので首に負担がかかりにくく、長時間の撮影などにはうれしいですよね。片側にはさりげなくロゴも。 |
一眼レフカメラにもつけてみました。モノトーンなのでカメラの種類問わず、またカメラマンの性別問わず、似合うと思いますよ。 |
製品はすべてハンドメイドで織り上げられています。そして素材も残反を使っていますので、ひとつひとつ風合いは異なります。 |
生地の残反を回収し、ものを大切にするというだけでなく、きちんと現代のニーズに合わせて作られています。シンプルながらも斬新なデザイン。 |
カラフルなバージョンもあるんです。
盛岡の伝統芸能「さんさ踊り」で使用されたカラフルで色鮮やかな浴衣を裂き織りでリメイクした、可愛らしいストラップ。
こちらのストラップもデニムのストラップと同様にひとつひとつ手作りですから、色や風合いもそれぞれ異なります。サイズは大小2種類からお選びいただけます。 |
裂き織りの作り方
浴衣を一枚の布に戻し、切り込みを入れたところから勢い良く引っ張り裂いていきます。端まで裂いたら切り離さず1cm空けて折り返し、1本の糸にしていきます。 |
織り上がりをイメージしながらたて糸の配色を決めて、専用の機械で1cm10本ずつ巻いてから、上糸と下糸を交互に綜絖へ通していきます。 |
準備ができたら、織りスタート。糸を一回通すごとに足を交互に踏み上下の糸を交差させます。織り返しの耳を揃えリズム良く打ち込むのがポイント。 |
さんさ裂き織り工房の石頭(いしがしら)さんに話を聞きました!
裂き織りは現代のように物が豊富に無い時代に普及しました。ボロになった生地を割いて、部屋着や敷物として再利用する、日本のもったいない精神が形になったものです。日本全国にありますが、特に物が少なく、大事に使わなきゃという風土の強い東北で盛んでした。
と言いつつも、山形に生まれ盛岡に長く住む石頭さんも、裂き織りをずっと知らなかったそう。初めての出会いは前職で障害を持った方々の作業所を訪れた時。その仕事ぶりに目を奪われた石頭さんは、裂き織りを支援する事業を立ち上げ、そして震災後に独立しました。 現在のさんさ裂き織り工房の商品は、全て作業所で作られますが、石頭さんの運営する作業所だけでなく、盛岡周辺や仙台などの作業所をネットワークして、ものづくりに取り組んでいます。 |
サイズ | デニム:幅4.5cm×長さ80cm MIX織(大):幅5cm×長さ100cm/MIX織(小):幅3cm×長さ100cm ※アジャスター部含む ※アジャスター調整 / 各±8cm程度 |
素材 | 綿・ポリエステル混紡、革 |
製造 | 日本製 |
ご注意 | ファブリック・レザー部分において擦れや濡れに対し色移りの可能性がございますのでご注意ください。また、本製品は1点1点、手織りにて製作しておりますので、数ミリ単位で誤差が出る場合がございます。 |
アパレルメーカーで使わなくなった生地(残反)に着目し日本各地に古くから伝わる「裂き織」の技術を使い現代のニーズに合わせ生まれたのがファブリック&ライフスタイル ブランド「Panoreche(パノレーチェ)」。
アパレルメーカーとのコラボレーションや技術提供などで培った技術をフィードバックし、生活の一部に溶け込みファッション感覚で楽しめるエコライフをコンセプトとして品質の高いプロダクトを提案していきます。
ー伝統工芸とパノレーチェー
以前より"裂き織"と呼ばれる古布を裂き、緯糸として織り直す日本古来のリュース技術がありました。
Panorecheでは裂き織の織り上がりデザインから見直し、染色や配色など一手間加える事で、より幅広いファブリックとしての表現を可能にしています。
織り上げた生地は堅牢度も強くレザーのように使い込むにつれて味が出てくる生地となります。 今では、資源をリユースするエコロジーの観点と、個性のあるハードな質感にPOPで鮮やかな色彩で主張性のある新しいファブリックの表現方法として、幅広い分野からの注目を受ける形となっています。
ーエコロジーとパノレーチェー
裂き織の技術は日本人の持つ 物を大切にする精神により受け継がれてきました。 Pnorecheでは今までは廃棄することの多かった メーカーから出る生地の残反を回収し 新たな生地へと生まれ変わらせています。 デザイン性の高いエコファブリックを通して これからも環境へのアプローチをしていきます。