吉田家のお米

＜チャリティ販売に寄せて＞

こんにちは。店主の中村です。
大分県・耶馬溪（やばけい）といえば、てならい堂ではおなじみのアロマブランド・六月八日さんが生まれる森です。耶馬溪の麓は水の豊かな里山。さて、今回ご紹介する「吉田家（よしだけ）」のご夫婦は、各地で野菜づくり・米作りの修行を経て、3年前からその耶馬溪で、米作りを始めた新米農家さん。農薬、肥料、除草剤全て不使用と、自然に近い姿にこだわって、美味しいお米づくりを追求されています。

しかしながら今年の猛暑、生命力あふれる吉田家さんのお米や野菜も流石にへばってしまい、収穫量が激減してしまったそう。まだ農家を始めたばかり、それも収穫効率を追わない、手間が恐ろしくかかる農業に取り組まれている若いご夫婦には、なかなかのピンチ。

天然素材のアロマを作る六月八日さんとしても、無農薬の植物は大変貴重な材料。実際に吉田家さんのレモングラスからエッセンシャルオイルにしています。そうしたご縁から六月八日さんにSOSがあって、六月八日さんから当店にもお声がけがありました。
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正直に言えば、届いたばかりでまだ食べてないんです。吉田さんにもまだお会いできていない。けれどお米と一緒に、すごく素敵な、丁寧な直筆のお手紙を頂戴しました。このお手紙だけでも、この人たちが信用できる人だということがわかりました。

10月にフィールドワークショップで、耶馬溪の森と里山を訪ねた私は、あの土地の人たちの優しさ、豊かな水と自然の中の食べ物の美味しさなど、土地と本当の意味でつながらせてもらって、豊かな気持ちをいただいて帰ってきました。だから、恩返しじゃないですけど、てならい堂でできることがあればご協力させてください、とお願いしました。

野菜はあっという間に売り切れてしまいました。1kg入りのお米も売り切れてしまいました。あとは、2合入りの少量パックのお米たちが残っています。白米と玄米があって、それぞれ2合入りですので、この本当に本当のオーガニックのお米を、少人数の家族で一度試すにはちょうどいい量。もちろん全然足りないという方は、複数買ってくださいませ。

これをチャリティと呼ぶべきか、、、ちょっと迷いました。けれど、本当に小さな支援ですが、この買い物が、豊かで美味しい食べ物をつくる農家さんの力になって、そしてそんな農家さんを見て、また新たにオーガニックな農業に取り組む人が増えて、、、そんなつながりを目指して、お米を２合買っていただけませんか。

その製法を聞いただけでも試してみる価値のあるお米だと思います。てならい堂神楽坂ストアにて、この週末販売しています。配送も承ります。ご協力よろしくお願いします！

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