【てならい後記】夏から冬へ。TOKIIROに学び、多肉植物を育てるワークショップ。2日目
こんにちは。
てならい堂スタッフの山﨑です。
冬の寒さも本格化、神楽坂にも冷たい風が吹いています。
多肉植物を育てるワークショップ2日目は、
1日目同様「のいえ」でTOKIIROの近藤さんと一緒に開催しました。
2日目と言っても、1日目から約6ヶ月が経ち、季節もみなさんの服装も1日目とは正反対。
多肉植物と一緒に過ごした6ヶ月、それぞれどのような変化が起きたのでしょうか。
まずは机に多肉植物を出して、見せ合いっこ。
赤く色付いたものや背が高くなったもの、葉っぱが少なくなったものやいなくなってしまったもの、
みんなそれぞれ姿を変えています。
多肉を触る前に、お一人ずつ、近藤さんと6ヶ月間の振り返り。
近藤さんがひとつひとつ多肉植物を確認し、育成環境を確認します。
お住まいの地域、日当たり、風通し、鉢の置き方、雨が当たるか、水やりの量…
多肉植物の成長を見ると、大体の環境予想も可能のようで、
参加者のみなさんのそれぞれの環境に合わせて悩みの原因を紐解きながら育成のアドバイスをしていく
近藤さん、流石です…!!
参加者さん同士でも植物を比較。
同じ種類のものなのに育ち方はそれぞれです。
お互いのこれまでの成長を共有し、姿の違いに驚いたり褒め合ったり、賑やかに会が進みます。
同じ日に植えたので、比較するのが楽しそう!
多肉植物の育成時、どんな環境が適しているのか気になったら、
それぞれの原産国の天気や気温を調べるのが良いそうです。
1年間の気温の変化や今の時期どんな状況なのかを調べると、最適な環境を知ることができるので、
育てる時のヒントになります。
こんな過酷な環境で生きてるの?!とびっくりするところもちらほら。
ここからはいよいよ手を動かす作業!
今回も近藤さんが多肉植物をたくさん持ってきてくれたので、
空いた隙間に新しく植えたり、成長した植物の位置を変えデザインを変化させたり、
みなさん思い思いに植えていきます。
冬を超えると多肉植物は大きく成長するため、詰めすぎないのがコツとのことですが、
可愛い植物たちを前にすると、やっぱりもっと増やしたくなってしまう…
もちろん作業中も近藤さんへどんどん質問が飛び交います。
葉っぱに元気がない悩みを持つ方には、多肉植物がどのように水を吸うのか、
仕組みを理解してもらいながら原因探り。
最後に近藤さんからこれからの育成についてお話し。
印象的だったのが、多肉植物を育てるのに HOW TO はないということ。
例えば水やりを忘れないようにルーティン化しても、うまくいかないんです。
どう育って欲しいのか、今どんな様子なのか、
その時に見て、考えて、大切にお世話をすることが元気に育ってもらう秘訣だそうです。
半年間共に暮らし育てた多肉植物。
2日目の今回は、「育てる」を改めて考え、心新たに向き合う時間になったのではないでしょうか。
これからまだまだ姿を変えていく植物たちの成長を楽しみにしながら、
豊かな共存生活を送ってくださいね。
参加者のみなさん、TOKIIROの近藤さん、ありがとうございました!