こんにちは、てならい堂スタッフの加茂です。

いよいよ今年もあとわずか！
みなさんにとって、どんな1年でしたでしょうか。

11月も終わる29日土曜日に、オンラインでは2回目となる味噌仕込みのワークショップを開催しました。
今回も、1年後の美味しいお味噌を楽しみにしながら、全国各地の皆さんとお味噌を仕込みました！  

 私は、お味噌汁が大好きで、願わくば水筒の中身はお茶でなくお味噌汁にしたい、と思うほどなのですが（水筒のステンレスは塩分に弱いらしいのでお味噌汁は入れちゃいけないそうです…残念…）、お味噌そのものがどうやって作られているのかはまったく知らずにいました。

なんとなく、自分で作るのはハードルが高そうな気がするなあ…と、漠然と思いながら、不安半分、わくわく半分で、今回お店から実演担当として参加させていただきました。  

講師は、2013年のてならい堂のオープンから味噌仕込みワークショップでお世話になっている、「糀屋団四郎」の4代目吉田さん。 新潟県で80年、丁寧に味噌づくりを続けています。

お味噌についてのお話や、糀屋団四郎さんの蔵見学をして、お味噌への気持ちが高まったところで、いざお味噌仕込みスタート！

糀屋団四郎さんと作ったこちらの味噌仕込みキットを使って仕込んでいきます。

まずはタッパーをしっかり消毒します。発酵食品に菌やカビはつきものですが、消毒することで、後で廃棄する部分を少なくできます。  

塩と麹を混ぜ合わせておいたら、大豆を潰す作業にとりかかります。  

大豆は事前に、乾燥状態のものを8時間程度水に付けたのち、鍋で3時間ほど煮ておきます。
煮加減は軽く指で挟んでつぶれる程度がちょうど良い、とのことだったのですが、今回は煮加減が甘かったみたいです。。  

「けっこう、粒が残ってしまいます…」との私の声に、「市販のお味噌だと綺麗なペースト状のものが多いですが、自分で作る場合ならお好みで粒々でもだいじょうぶ。むしろ、粒があった方が“当たり“みたいで嬉かったりもしますよ。」と吉田さん。

そうか、自由に自分の好みのものを作れるのも、手作りのいいところですね！
ジャムやジュースも果肉が残ってると、ちょっと嬉しいですし。  

続く塩・麹と混ぜ合わせる段階でも、ダマになってしまったのですが「水を足して調整すれば大丈夫！」とのアドバイスを受け、無事に最終段階までこぎつけました！  

潰し、混ぜ終わった大豆たちをしっかり空気を抜きながらタッパーに詰めて、上部を平らにならします。最後にまたしっかり消毒して、空気が入らないようにラップで密閉したら、味噌仕込み完了です。  

混ぜ終わった段階で「せっかくなので、この段階でも味見してみてくださいね。」との吉田さんの声に、味見してみたのですが、しょっっっぱーーーーーーい！
作り方も、少し苦戦したものの、想像よりあっさりしていて「これで1年後、あの美味しい味噌に生まれ変わっているのか…不思議…！」という気持ちになりました。  

ちなみに、参加者のみなさんの方が上手に仕込み進めておられました。
最後の質問タイムには、いろんな質問が飛び交い（時間後に残ってお話ししてくださった方も！）、みなさんの“お味噌仕込みへの熱量“をとても感じました。  

市販品を買うのに比べれば、手間も時間もかかりますが（完成までは1年かかりますし）、意外とあっさり仕込めますし、1年単位の楽しみがある生活もなんかいいなあ、と思いました。ちょっとしたタイムカプセルみたいな感じもしますし。  

保存用の紙袋には、仕込みや出来上がりの日付とともに、1年後への自分へのメッセージも書いたのですが、みなさんどんなことを書いたのでしょうか。  

出来上がりに若干の不安はありますが、きっと美味しいお味噌になっていてくれることでしょう…！（それに、自分で作ったものならそれだけで美味しい気もします 笑）

1年後を楽しみに待ちたいと思います！  

吉田さん、参加者のみなさん、ありがとうございました！  

今回のワークショップで使ったキットはオンラインでも販売しています。
年末年始に、来年（今年）の抱負と一緒に仕込んでみるのも楽しいかもしれません。
気になった方は、こちらからどうぞ。

＼LINE公式アカウントはじめました／

ワークショップの募集開始情報を中心に、キットの販売情報などもお送りします。メルマガが埋もれがちで見落としてしまうという方もこれでご安心を。便利なチャットでの問い合わせ機能付きです◎

▼友だち追加はこちら