【てならい後記】好きな色で好きなように。”好き放題”染めワークショップ。
こんにちは。
てならい堂スタッフの大石です。
いつの間にか年末にさしかかってきましたが、みなさん元気にお過ごしでしょうか。
朝と晩はとても冷え込むようになりましたから、どうか風邪などひかないようにお過ごしくださいね。
寒さが本格的になる前に、「染の里おちあい」さんで、好きな色で好きなように染める”好き放題”染めワークショップ”を開催しました。今回はあらかじめ市松模様に糊が置かれた生地に、引き染めと挿染めという2種類の染め方で欲張りに染めていきます!
まずはベースの色選びから。職人さんに相談して、好きな色に調整していただきます。
乾くと色は薄くなるので、乾かしたサンプルをつくって色を確認します。
あらかじめ出来上がりのイメージを膨らませてる方もいれば、何にも決まってないという方も。
決まっていなくてもご心配なく。その場の気持ちに身を任せたら、思いもよらない素敵な仕上がりになったりするものです。
さて、色が決まったら早速染めていきましょう!
ベースの色は、”引き染め”で染めていきます。大きな刷毛で、上からジグザグと動かして塗ります。
右利きの方は右から、左利きの方は左から始めるとやりやすいそうですよ。
引き染めが終わったところで、一旦お昼休憩です。その間に布を乾燥させておきます。
さあ、午後からは小さい刷毛を使って、”挿染め”でポイントの色付けをしていきます。
刷毛は染料が混ざってしまわないようにその色専用のものを使うのですが、刷毛がもう美しいです。。
みなさんあまり迷うことなく、黙々と色付けをしていました。
その様子は職人さながらですね。こういう集中して何かを作る時間って、瞑想に近い効果があるそうです。リラックスして、思いのままに、好き放題染めていきます。
好き放題という名にふさわしく、みなさんめいっぱい楽しんでいただきました。
カラフルな色使いも、色を絞ってグラデーションにするのも素敵で、まさに十人十色という出来上がりです。
このあとの工程として”蒸し”と”洗い”があるのですが、今回は染めにじっくり体験していただくため、おちあいさんに2つの工程をお願いししました。仕上がりは後日ご自宅に届くまでのお楽しみとなります◎
また、今回オプションで染めた布を使ってあずま袋をつくるワークショップを予定しております。
参加される方の布が小店に届きましたので、出来上がりをちらり。あずま袋づくりもぜひ楽しんでくださいね。
12月もおちあいさんで染めのワークショップを予定しております。
ご興味のある方はこちらもぜひご覧ください。