暮らしのコラム #16 理念と仲間。そしてチャリティ
昨年の鬼怒川の洪水で知り合いの仲間の農家さんが、大きなダメージを受けたそうです。
てならい堂でも日本の主食としての「お米」は大いに興味があるところで、毎年個人的に様々なツテをたどって、田植えと稲刈りには関わりを持つようにしています。
そんな中で、農薬を使わずお米を作っている「お米農家やまざき」さんについては、直接面識は無かったのですが、噂はちらほら聞いていて、興味を持っておりました。
やまざきさんのHPを拝見すると、その姿勢にすごく共感します。ちょっとだけ引用しますね。
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お米の味を均一にしよう、どんどん作ってどんどん穫ろう、
という風に私たちは思いません。
なぜなら、今年、そういうお米が実ったということは、
今は、そういう食べものを食べた方がいいよ。と、
巡る季節の中で、自然が教えてくれてるような気がするから。
(http://www.okome-yamazaki.com/category/process)
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あらゆるものづくりに通じる、すごく大切な考え方だと思います。ましてや食ですから。こんな考え方の食べ物で自分の体を作っていきたいですよね。
そのやまざきさんの助けになろうと多くの仲間が立ち上がり、チャリティ・キャラバンなるイベントが今週末に神楽坂で開催されます。売上は全額お米農家やまざきさんに、寄付されるそう。
出品される商品や食べ物は、山崎さんと同じく、続けていくための思想を持った、こだわりの詰まったものばかり。チャリティを抜きにしても、誰もが手に取りたくなる素敵な商品が並んでいます。
会期は1/9~11まで。お時間ある方は神楽坂に足を運んでみてはいかがでしょう。
下記のリンクは、今回のチャリティ会場、神楽坂フラスコさんのイベント情報ページへ。フラスコさんもチャリティで会場を無償提供とのこと。みんな優しくて、なんか、いいですね。