【てならい後記】毎月、繕う事にじっくり向き合う。さらに楽しむダーニング教室。6月
こんにちは。てならい堂スタッフ山下です。
連日暑い日がつづきますね。この暑さでは、自然と屋内で過ごすじかんも増えるかもしれません◎
今回ご紹介する『ダーニング』。
そのステッチの可愛さと、そもそもお繕いという実用性とで、この夏のおうち時間をより楽しくするのにもってこいではないでしょうか♪
ということで、さっそく第3回目となるダーニングコースの模様をお届けしていきます!
担当してくださるのは、お馴染みの中須賀先生。
ダーニングの面白さを分かりやすくテンポよく、そしてとにかく楽しく教えてくださいます。
お話ししているとホッとして気持ちが明るくなるような、チャーミングな雰囲気の先生です♪
まずは、皆さんご自宅で繕われてきたところを和気あいあいと見せあいっこする時間からスタートです!
前回のおさらいもしたところで、いよいよ今日のてならいに入ってまいりましょう。
この日のテーマは、「ハニカム」。
基本のハニカム・平行移動ハニカムと、2種類学んでいただきます。
先生によればとても使い勝手の良いといわれるこのハニカム、一体どんなステッチなのでしょう?
まずは基本のハニカムから!
そもそもハニカムという可愛らしい響き。この由来は、ステッチの形がハチの巣に似ているからだそうです。
基本のハニカムの特徴としては、糸をたくさんつかう分、補修力があります。
また、丸く繕っていくことから多方向への補修力も高まるので、靴下や肌着など伸縮するような素材にピッタリだそう。
外側から内側へ縫っていきますが、ポイントは最初のほうは粗く、ということ。
こうすることで肌なじみがよくなるのだとか。
とくに靴下や肌着は身につけたときの心地よさも気になるところ。大切にしたいポイントですね◎
内側の最後のところはゴマシオで仕上げます。
ところで基本のハニカムは、ウラ側の可愛さにも注目なんです!
脇の下など、それほど目立たせなくてもいいかなぁという部分には、
あえてこのウラ側をみせる形で縫っていくのもオススメだそう◎
さて、お次は平行移動ハニカム。
こちらは、四角い形を目指してのステッチとなります。
可愛いよりもきちんとしたイメージにしたい時にオススメのステッチとなります。
四角というと、前回テーマのバスケットと同じ形ですね。
ちがいとしては、平行移動ハニカムのほうが糸をより多く使うということ。そのため、補修力が高まります。
使うシーンとしては、たとえば靴下。広範囲に薄くなってしまったときの補修などに最適だそうです。
最後もふたたび今日のステッチを見せあいっこしつつ、皆さんでの会話も弾みます♪
このワイワイとした雰囲気は、教室ならではの光景だなあと思います!
てならい中にくりかえし「可愛い!」が飛びかうのも、こちらダーニングコースの特徴かもしれません◎
わたくしも心のなかで何度、”可愛い!”をつぶやいたことでしょう・・
皆さんの個性あふれるステッチを目にしてはキュンとしておりました!
次回は、穴あきハニカムとタンバリンを学んでいただきます。
どんなステッチになるのか、待ち遠しいですね!
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