【てならい後記】自分の“ことば“を絵本にする連続ワークショップ<5回目>
こんにちは。てならい堂スタッフのひのです。
「自分の“ことば“を絵本にする連続ワークショップ」、5回目を開催しました!
今回次回と全2回をかけて、イラストづくりに取り組みます。苦手な人でも描けるようなエッセンスやコツを、てならい堂で配布している「続く森のはなし」という絵本の挿絵を描いた清水さんから教わっていきました。
前半は、絵を描く際に使えるいくつかの手法を教わりながら、実際に絵を描く練習をしていきました。
具体的なものや、抽象的なもの、いろいろなパターンのワークを重ねました。お題に対して描かれる絵に共通点がみられるものもあれば、みなさんそれぞれ目の付け所が異なり、その感性が反映されているものもあり、参加者の数だけアイデアの引き出しが増えていくようでした。
せっかく作者の方がいるということで、「続く森のはなし」の絵本の挿絵について、こんなポイントで描いた、という解説もしてもらいました。
話していただいた内容が全ての絵本に当てはまるわけではありませんが、一つ、絵本を見る際の新たなものさしを得ることができたと思います。
清水さんの話を踏まえて、みなさんにも持ってきてもらったお好きな絵本について、書き手が絵をどのように切り取っているかを想像して解説してもらいました。今までとは違った角度から絵本を見ることにより、新たな発見があるようでした。今後も、こんな絵本の楽しみ方もあるんだな、と参考になりました!読んで2度楽しい楽しみ方。笑
後半は、前半のワークも参考にしつつ、「このページにはこんな絵を入れたい」といった、自分の物語で描きたい絵を実際に考えてもらいました。同時に、それをなんとなくざっくりと描き出してもらいました。
どんな風にしたいか、迷ってるポイントなどもあわせてシェアしてもらいました。今回だけで絵を完成させるつもりではないので、今回の内容を踏まえ、具体化した絵を次回までにじっくり考えてきてもらいます。
みなさんの絵本がどんな雰囲気の絵本になるのか、なんとなく垣間見えた気がして、とてもわくわくしました!次回は、じっくり考えてきてもらった絵が入ったページイメージをもとに、印刷に向けた原稿作成作業にとりかかっていく予定です。印刷前の全体感が次回で確定してくるので、とても楽しみです!
8月に入りさらに暑さも増してきてますが、参加者のみなさまお疲れさまでした!
次回でこの講座の前半パートが終わります。あっという間ですね。参加者のみなさん、また次回もどうぞよろしくお願いします!