こんにちは。てならい堂スタッフのひのです。

「自分の“ことば“を絵本にする連続ワークショップ」、6回目を開催しました!今回の原稿づくりの作業は結構山場だったので、無事おわってよかったです!

さて、前回、講師の方からイラストを描くコツを教わっていきました。それらも参考にしながら、みなさんに宿題として、絵本の文章に絵をつけてもらってきました。

文章と絵をどんな風に配置するか、どんな構図にするか、悩む部分も多かったと思いますが、みなさんかなり仕上げてきてくださって、とても素敵でした!やはり絵が加わると、世界観が広がりますね。

毎回言っている気がしますが(笑)、回が進むにつれて、どんどん完成版が楽しみになってきます!

宿題でつくってきたものをもとに、原稿づくりにとりかかっていきます。

今回、絵本に使う「表紙」「見返し」「本文紙」と3種類の用紙も、みなさんに選んでもらいました。それぞれこちらで用意したもので選択肢はそこまで多くないものの、みなさん見事にバラバラの組み合わせを選ばれていました!

紙をどれにするかによっても、絵本の雰囲気もだいぶ変わってくると思います。ご自身の好みと、それぞれの物語にあった紙を、みなさん選ばれていたのではないでしょうか。

リソグラフ印刷の特色も考えながら、原稿のどの部分にどの色をつけるかも考えていきました。手書き原稿のため、鉛筆で書いた印影なども反映されます。また、使える色に制限があるため、どの組み合わせだと映えるか、グラデーションなども考えながら色決めをしてもらいました。

リソグラフ印刷は1色あたり1版の原稿が必要になるため、原稿をさらに色ごとに分解する「版分け」という作業もしていきました。初めてやる場合、なかなか複雑で大変な作業ではあるのですが、これを自分たちでやるのも今回の醍醐味です。

今回で、絵も含めた前半の物語づくりパートが終わりとなりました。次回からはいよいよ現場でものづくり体験のパートがはじまります。

その初回としてリソグラフ印刷所にて印刷作業です。いよいよ原稿に色がついていきます。印刷までに各自原稿を仕上げてきてもらうため、もしかしたら今回の宿題が一番重いかもしれません・・・・参加者のみなさん、原稿づくり、頑張ってください!

リソグラフ印刷は人数を分けての実施となるため、次に全員で集まるのは活版印刷の時。参加者のみなさんも、それぞれどんな仕上がりか楽しみにしていてくださいね!それではまた次回もどうぞよろしくお願いします!