【てならい後記】園芸店に教わる、「はじめての園芸“店”ワークショップ」。5月
こんにちは。てならい堂スタッフの丸山です。
カラッと晴れた過ごしやすい日。園芸”店”ワークショップの1回目がスタートしました。この5月から月1回、半年間かけてじっくり園芸について教わります。
教えてくれるのは、園芸店「qivaco-キバコ」の店主、みのりさん。てならい堂のひみつの小店のご近所さんです。qivacoって、生き生きとした植物たちとみのりさんのお人柄で、ずっと居たくなる空間なんですよね。
日頃からqivacoに足繁く通われている方も、遠くから初めて来てくれた方も、共通点は植物が好きなこと。半年間、みんなで一緒に学んでいきます。
初回のテーマは、「園芸と水やり」。植物に触れていく前に、まずは園芸の歴史や文化の変遷を辿りなます。”園芸”という言葉から思い浮かぶことはなんでしょうか?”農業”と”園芸”と”造園”の違いは?植物に絶対欠かせないものは?
考える時間がすごく楽しい!みなさんもちょっと考えてみてください。普段考えないけど、言われてみれば答えはすごくシンプル。
そんな心地よい座学の時間で印象的だったのは、みのりさんが考える”園芸”。それは、「植物を育てることを”楽しむ”」ということ。枯れたら楽しくないし、一緒に生活する上での思いがけない発見も楽しい。だからこそ、上手に育てるには?を考えていこう、と。
育てる人に、なにより植物に寄り添った言葉だなと感じました。
次は、植物を育てる上での最大のお悩みポイント、”水やり”について。実際に園芸店で受ける相談や質問で1番多いのが、水に関することだそうです。
いつあげたらいいの?どれくらいやったらいいの?ちゃんとあげてるのに枯れちゃった、、植物の種類とかおうちの環境によっても、それぞれ違いそうですもんね。
もちろん、ワークショップでは、水と植物の関係やNGなこともわかりやすく教わりました。今は自分のスマホで調べてわかることも多いと思います。
でも、寄せられるお悩みに対する説明としてよく言う答えは、”分かろうとする”だそう。自分のお子さんや飼っているペットにご飯や飲み物を与えるタイミングはどうしてますか、と。
確かに。はっきりとした答えを欲しがっちゃうけど、常に見て、一緒に過ごす感覚ですよね。
ちなみに、みのりさんは他の園芸店に行くと店員さんに間違えられるんですって。植物の見方とか立ち振る舞いが、分かろうとする人のそれなんでしょうね。
自分で水やりしたミントはお持ち帰り。どこに置こうかワクワク。帰り道もずっと良い香りでした。
1回目を終えて、”自分と植物”や”お庭やお部屋などの空間と植物”の関係をどうしていきたいのか、を考えながら学ぶワークショップなんだと感じました。
次回も楽しみです。