「カラダと心で味わう」を考える、12月のてならい堂。
こんにちは。スタッフのひのです。
先月、ハイキングに行った山に神社がありまして、その後ろに落ちていたものたち。みなさんなんだかわかりますよね?そう、銀杏です。人にあまり踏まれてない場所だったので、綺麗そうなものを拾わせてもらい、家に持ち帰りました。(匂いが大変なので、ジップロックで密閉しましたよ!笑)
そのまま数日間ベランダに置いておき、汁が出てきた頃に周りの果実を袋の上から潰して、タネだけ取り出しました。よーく洗って封筒にいれてレンジでチンし、塩を軽く振って食べると、もっちもちでおいしかったです!必ずしも食べ物でなくともいいですが、出先でなにかお土産があると、やっぱり嬉しいし楽しいですよね〜。
さて、てならい堂では、自分にとって心地よく、社会にも環境にも良いことをしていると感じられる生活を、”こころよい生活”と呼んでいます。これまでもそれを知るための様々な機会を模索してきましたが、さらに自分たちにとって”こころよい生活”を探すために、3ヶ月ごとにテーマを決めて、取り組むことにしています。
2024年 12月のテーマは「カラダと心で味わう」です。
味わうというと、「舌」「味覚」のことがまず頭に浮かびますが、このテーマでは「カラダ」と「心」としました。自分のすべてを使って味わってみる、ということを考えてみる。そんな機会になったらいいなと思います。この3ヶ月間は自分が喜ぶものをたくさんみつけて、カラダにも心にも十分与えてみてくださいね。
「カラダと心で味わう」を考えるために、
てならいに参加してみる。
てならい堂神楽坂ストアに遊びに来てみる。
自身の生活の中で見つめ直してみる。
それぞれのやり方で、みなさんも自分にとってのこころよい生活を探してみませんか。
「カラダと心で味わう」を考える、12月の話題。 2)実際に生活の中で“カラダと心で味わう“について考えてみる ・一年を振り返って。『星と色、五感と気づきのワークショップ』 |
1)”自分”自身も味わってみる。
先日、絵本をつくるワークショップ全10回が終了しました!てならい堂初の企画でしたが、みなさん無事最後まで作品を完成させることができました。また、どれも素敵な作品ばかりでした。
最後、お披露目会ということで、お互いの作品をじっくり読んで存分に味わうような時間もありました。そのとき思ったのですが、味わうって、なんだか自分自身の中に沁みてくる感じがするなぁと。それまで外にあったものが、自分の一部になり、入ってくる感覚。そうして、自分自身の過去や未来ともつながる感覚だなと。
だれかがつくったものを味わってみる機会。食だったり、アートだったり。そんな時間をこれからも大事にしていけたらいいなと思いました。意図的に動いて味わうこと、その姿勢って大事だなと。自ら、能動的に、その機会をつくっていく。すると、自分の中に、いろんな引き出しがさらにひろがってくるかもしれませんね。
一方で、意図せずに味わうこと、というのもあると思います。悪いことは避けられればそれに越したことはないですが、それらがより自分自身の味を深めることもあります。いろんな経験が今の自分を形作っていて、カラダにも心にも蓄積していく。ネガティブなこともポジティブなことも両方味わって人生が味わい深くなる。
カラダも心もどちらの感覚も研ぎ澄ませて、私すべてで感じること、味わっていくこと。そんな姿勢を今後も大事にしていけるといいなと思います。
今回のこのテーマをきっかけに、自分の”味”について考えてみるのもいいかもしれません。今までにどんな出会いどんな経験をして今のわたしがいるか、自分の”味”が深まった経験はなんだろうとか。振り返ってみると、意識的に味わってきたことと、意図せずに味わってきたことが見えてくるはず。また、この先も、どんな出会いや経験でもっと味わい深くなるか、そんなことを考えてみてもいいかもしれませんね。未知なる味はまだあるかもしれませんし、きっとあなたにしかだせない味があるはずです。
このテーマも今月で最後です。ぜひテーマの最後に、みなさん自身の味わいポイントについても考えてみてくださね。
2)実際に生活の中で“カラダと心で味わう”について考えてみる
・一年を振り返って。『星と色、五感と気づきのワークショップ』
あっという間に過ぎ去っていく毎日。それぞれの時間を経た、「今のわたし」。
このワークショップでは、折り紙の色を選んで美しい星の形をつくりながら、選んだ色の自分にとっての意味を探っていきます。最後、星の完成とともに、その星に無意識に隠れていた自分の気持ちや気づきなおを見つめていきますよ。
手を動かしてモノを<つくること>自体を楽しみながら、そこで<感じること>にフォーカスし、生まれる気づきの発見を楽しんでみませんか?心をオープンにして、偶然いっしょになった他の参加者の方との、五感の連なり、気づきの化学反応もあわせてお楽しみください!
1年を振り返った上で、「今のわたし」を存分に味わってみましょう!
■【てならい】一年を振り返って。『星と色、五感と気づきのワークショップ』
・植物由来の灯火。和蝋燭(わろうそく)をつくるワークショップ。冬
あたたかな灯り。揺らぐ炎。そんな蝋燭の燈を味わってみませんか?
植物由来の原料、ハゼ蝋でできる和蝋燭を手作りするワークショップを開催します!日常使いはもちろん、冬のイベントや年末年始にも粋なあかりを灯しましょう。
西洋蝋燭がパラフィンと呼ばれる石油系の原料が用いられるのに対し、和蝋燭に使用される蝋の原料は、はぜ(櫨)の木(=はぜろう(櫨蝋))や大豆、米ぬか、蜂の巣などの自然由来の原料からできています。煙を吸っても喉が痛くならず、煙・ススも出にくいんだそうですよ。
教えてくれる和ろうそくYagi- の青柳さんは、東京で唯一の和蝋燭職人として2021年に活動を始めた方。普段は異業種の方とコラボしたイベントの開催や照明演出も手掛けており、同年代を巻き込みながら和蝋燭の灯りを「取り戻す」活動を行なってます。若いながらも、和蝋燭の知識は深く、時には意表を突かれる裏話も。例えば…「明治維新と和蝋燭」「夜の街と和蝋燭」など・・。当日はきっと和蝋燭にまつわる面白い話も聞けると思いますよ♪
■【てならい】植物由来の灯火。和蝋燭(わろうそく)をつくるワークショップ。冬
3)てならい365日のススメ
いかがでしたか。みなさんもぜひこの機会に、”カラダと心で味わう”について考えてみませんか?てならい堂では、今月であれば「カラダと心で味わう」といったように、あるテーマをもとに自分の生活を見つめ直してみる機会を「てならい365日」と名付け、お家でのセルフジャーナリングをみなさんにオススメしています。
やり方はとっても簡単。ノートを用意して、今回のテーマについて書き出してみる、以上です。どんなことでも結構ですし、関連することを実践してみたり、てならいに参加してみたり、やってみたいなと思うものがあればやってみて、それについて書いてみるのでも大丈夫です。騙されたと思って書いてみると、書き出された文字を見て、不思議とどんどん新しい考えが思い浮かぶもの。書き出すノートはどんなものでも構いませんが、てならい365日専用オリジナルノートもありますよ。(ノートの購入はこちら)
そうやって自分の考えを進めていくことが、自分にとっての「こころよい生活」を見つけることにつながると思います。テーマへの取り組みに際し、ご感想等いつでもお待ちしてますので、もしよろしければ、てならいに参加した時や神楽坂ストアに来た時に、ぜひてならい堂のスタッフへ伝えてみてくださいね。なにかさらに新たな発見があるかもしれませんよ。
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「てならい365日」では、3ヶ月ごとに同じテーマに取り組み、毎月それについてお知らせしていきます。今後、てならいの参加者募集とともに、てならい便り(メルマガ)にてこのテーマについてご案内していきますので、まだの方はぜひこちらからご登録くださいね。
また、サポート会員のみなさまには、毎月頭、素敵なイラストと共に同テーマに関するハガキをお送りしております。もしご興味ある方は、どうぞこの機会に関心を持っていただけたらなと思います。サポート会員となって、てならい堂の活動を応援していただけたら嬉しく思います!(詳しくはこちら。)
ということで、今月は「カラダと心で味わう」ということに目を向けながら過ごしてみませんか?何から始めようかなと思った方は、まずは本ページを参考にしてみてくださいね。これまでのページ(10月ページ。11月ページ。)もよろしければご覧ください!
今月もみなさまのご参加をお待ちしています!てならいの会場で、神楽坂ストアで、色々とお話ししましょう!