【てならい後記】料理が美味しくなる一枚鉄のフライパン作り
皆さん、お元気でしょうか。てならい堂スタッフのリムです。
あちこち紅葉がとても綺麗な毎日ですね。日当たりもいいので、どこか木の下に座って紅葉を見ながら、本を読みたいなーと思います。 (眠ってしまいそう笑)
そんな、素敵な時期に埼玉のある静かな場所でフライパン作りワークショップが開催されました。その様子をご紹介しますね。
今回はMetal NEKOの金子さんにフライパン作りを教えていただきました。Metal NEKOさんは、初めて鉄のフライパンを使う人にも使いやすいフライパンを作る鍛冶屋さんです。今回は一枚板でつくるフライパンを、皆でワイワイしながら一緒に作りました。
今回作るフライパンは持ち手まで一体成形することが特徴です。一枚になっている鉄板を加熱して、叩いて、叩いて、また加熱して、叩くという作業を繰り返し、最後に磨いて、油の焼き付けをすると完成です。かなり力作業なのですが、ずっと金子さんが面倒みてくださるので、順調に進めていけました!
平らな鉄板を真っ赤になるまで熱し、ハンマーで叩いて延ばしたり、細くしたり、曲げたり、丸めたりしながらだんだんとフライパンの形を作っていきます。全面を一気に曲げることはできないので何回も火にあてて、次どこを叩いて綺麗な形にさせるか金子さんのアドバイスにしたがって進めます。
だいたい本体が出来上がったら、次は持ち手のところの成形です。持ち手の真ん中を中心にして曲げて、ご自身の手で持ちやすい程度まで修正していきます。曲がった形が左右対称になるように力の加減をうまくするのがコツでしょうね。
だんだん形が出来上がる頃、面白いなーと思ったのは参加した方々の力の加減や打つ角度などにより、全然違う表情のフライパンが出来上がるということ!自分らしさが出るし、一つしかないものになりますね。これは本当に手応えのある手作りだと思います。
次はいよいよ磨きの時間!焦げたり、ざらざらになっている部分を機械を使って柔らかくさせます!音は少しうるさいけど、磨いたものをみると気持ちいい…
隣に置いてある他のものと比べるととてもピカピカ!すごいですよね!もうこれでほぼ最後の段階に入ります。最後に油に焼付きしましょう。そうすることによって調理ができるフライパンになります。あとはもう美味しい料理を食べるだけです!
すごいですよね。こうなりましたよ!本当にフライパンだ!(当たり前ですが笑)目の前で一枚の鉄板がフライパンになることをみていると不思議な気持ちになるのです。本当に自分で作れるんだ!と思って。
真っ赤な炎が上がっていくコークス炉の熱さ、熱した鉄板をハンマーで叩く音、鉄の匂いや感触など…五感で感じるフライパン作り。皆さん、無言でひたすらカンカンと叩きながらフライパンを作っていきました。だんだんハマってましたね。
今回作っていただいたフライパン、お手入れもちゃんとしながら使っていくと、もっと長く使えるものになります。さらに自分で作ったフライパンですから、きっとこのこれで作った料理は世界一番美味しいと思います 笑。一番初めには何を作りましょうか?定番のステーキも、目玉焼きも、パンケーキも、なんでもいいでしょうね。
毎度、食事が楽しくなる、鉄板のフライパン作りワークショップでした!参加してくださった参加者の皆さん、Metal NEKOの金子さんありがとうございました!
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