【てならい後記】園芸店に教わる。はじめての園芸“店”ワークショップ。第4期2回目
こんにちは。
てならいスタッフのてんです。
早くも12月下旬。今年もあとわずかですね。
1日の気候が朝晩は冬気味、昼間は春秋のような温度で
植物たちも寒暖差に疲れ気味じゃないかな〜と心配になります。
12月第2回目の園芸店ワークは
『植物の名前と鉢花のアレンジ』
植物を購入する際にポットとかに植物名のラベルが挿されているかと思います。
そこに植物名が記載されているのを見たことはないでしょうか。
学名は全てラテン語表示されているのですが、「科・属種・品名…etc」
この表記名にはルールや共通があるんです!!
共通ルールを学びつつ、先生おすすめの植物に特化したラテン語の図鑑をひきながら
言語学習時間にもなり、みなさん楽しい一コマだったかと思います。
午前の部ではフランス出身の生徒さんも居たので、フランス語だとどう?なんて
言語の違い、似た部分の話も出て盛り上がりました。
ご自身で植物を購入、育て方を調べるのにも植物の学名の読み方を知っておくと便利ですよ〜
また、年末ということで門松やしめ縄のお話しもしていただきましたよ〜
お正月の行事飾りとして当たり前になってますが、ふと考えると
「どうして行事としてやるようになったのか、この素材を使うようになったんだろう」と
実は由来を知らないことが多いですよね。
根付き松は、引っこ抜いて根が綺麗に取れたら縁起がいい!!と昔の人は抜いてたそう
そんな由来と歴史のお話もたくさんししてくださり、年末年始の豆知識披露ができそうです。
一つご紹介すると、門松の竹は昔は全国的に竹の先を平らに切ったままが多かったようです。
現在見る斜めに切られた『そぎ型』は江戸時代に主流になったと言われます。
きっかけは大河ドラマでもやっている、徳川家康さん!!(諸説あります)
武田軍との「三方ヶ原の戦い」で負けた徳川家康は、武田信玄に対して敗北した戒めとして
3本の「竹」を信玄の首に見立てて竹の頭を斜めにそぎ落とした!!というのが最初という説が有力だそうで
そこで、天下を取っていた家康に習って、他の武士達も真似して流行ったらしいのです。
竹のそぎ型は、戦からの体験から来てるなんて面白いですよね。
さてさて、実践講義ではギフトラッピングです!!
今回は籠寄せを習いました。
寄せ植えだと植物にあった土や、寄せ植えにする植物の相性など
組み合わせに考慮しなくてはいけない点が多数ありますが
籠寄せの場合は、ポット苗のまま籠に入れるので、好きな植物でできるのがメリットです。
ラッピング紙のタック作りや綺麗に籠からタックを出す方法
籠寄せにするのに配置レイアウトのコツ
そして、リボン結びを習いましたよ〜
このリボン結びが難しい〜〜
みなさんヒィヒィ言いながらも、基本のギフトリボンの結びを楽しくじっくり習得練習されました。
見る分には簡単そうなんですが、実際やってみると難しいんです。
崩れないように指で押さえつつ均等の長さにループのリボンを作っていくので、少し力とコツが必要になってきます。
今回は何回も練習してお持ち帰りいただきました。
お家でも練習頑張ってみてください!!
今回も先生、皆様ありがとうございました。