【スタッフこばなし】箒展で巡り逢った”箒”を実際に使ってみた。
昨年11月半ばから1ヶ月続いた「できたての箒展」、みなさまのおかけで無事終了いたしました。別途また開催報告をUPする予定ですのでお楽しみに。
「できたての箒展」こんなことしてました。https://www.tenaraido.jp/tenarai/houki_ten/
てならい堂のスタッフも実際にこの箒展を機会に、一目惚れした箒に出会ってしまいました・・!大きめの箒はまぁまぁ値ははるので迷いつつも購入を決め、今は手元に、我が家にあります 笑
実際に箒を手にとった感想ですが、本当にとても心地いい。
私が出会ったのは「トモエ箒」という種類の箒。一本の茎を柄まで編んでつくっている箒で、一番古い箒の形といわれているそうなのですが、持ち心地がとってもいい。手に馴染み、毎日でも使いたくなるような、そんな感じ。
トモエ箒。編み込んでいる糸色は藍染。細部までこだわりがあって嬉しい・・!
実際のところ、今まで自分自身の箒を持ったことはなかったのですが、以前より箒が手元にあったらいいなぁ、なんて思っていました。
何かちょっとしたゴミやホコリが部屋にあったときに、掃除しなきゃと思っても、でも掃除機は音もちょっとうるさいし・・、電気がないと使えないし・・。そんなふうに思う場面がありました。
今回、そんな面からも、この箒は私の希望を叶えてくれました。
何より、ホコリが取れていく様子が目に見えるので、自分でホコリを集めている感覚がわかります。掃除をしていてなんか変な達成感が・・!これは一度使うとハマってしまうかもしれません・・。
そういえば、小学生の時など、掃除の時間に箒で床を掃いたときに、ゴミが目に見えるから、必死に集めていたりしたかもしれないです・・。
なんか、使ってて気分が上がるのって、よくないですか??何だか心まできれいになる感じがします。ある種のマインドフルネスかもしれませんね。
しかも、職人さんが一つ一つ心を込めてもらった箒を使っている。実用的でありつつも、そんなことを思うと、尚更大事にしたくなります。
我が家にまたお気に入りのものがまた一つ増えました。嬉しい。
箒はただ飾っているだけではもったいない。見て愛でるのではなく、これからは使って愛ていきたいと思います。
もちろん、ときには掃除機に頼ってしまうこともあるかもしれませんが、選択肢を持っておくということは大事なことなんじゃないかなと思います。なので、今後、長く付き合っていけたらなぁと思います。中津箒をつくっているまちづくり山上さんにもお手入れの仕方を教えてもらったので、これから大事に使っていきたいと思います。