こんにちは。てならい堂スタッフの大石です。

カラっと晴れた土曜日。気持ちの良い風が小店にも入ってきました。

さてさて、早いもので金継ぎ教室も4回目を迎えました。もう折り返しですね。

今回から「塗り」の作業が始まりましたが、塗りが始まるといよいよ金継ぎという感じがしてきますね!

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前回は刻苧(コクソ)や錆漆(サビウルシ)を使って埋める作業をしました。

まずは漆がしっかり乾いているか確認しまして、割れも欠けも表面をヤスリで研いでいきます。(この作業は漆を塗る前には必ず行いますのでお忘れなく。)

割れはこんな風につなぎ目が綺麗になったらOKです。

下準備が整ったら、塗り作業を始めていきます。

といってもいきなり器を塗るのは難しいので、絵柄をなぞって練習してから。細い筆を使うのでカーブは結構難しそうです。

厚塗りすると表面だけ乾いて中が乾かない、「縮み」という状態になってしまいます。

重ね塗りして大丈夫なので、薄めを意識して練習します。

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欠けを塗るポイントは順番だそう。まずは輪郭を描いて、中に何点か漆を置いて塗り広げていきます。

縦に横に筆を一定方向に動かして表面をなぞるとムラが無くなるそうですよ。

みなさん先生の手元を真剣な眼差しで観察していました。先生のアドバイスを意識して、器に塗っていきます。

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ちなみに、深い器の場合は内側→外側の順に塗るといいそうです。

外から塗ると内を塗るときに集中しちゃって周りを触ってしまうんですってー!

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こちらは塗るの大変そうでした。。

塗り終わったら、厚塗りになっていないか、塗り残しがないか先生に見てもらうのですが、これが素人目にはわからないのですよね。。

え、どこのことですか?っていうくらい僅かな塗り残しも先生は見逃しません。こういう細かく丁寧な仕事が美しい仕上がりに繋がるのだなあと思いました。

最後に、おまけで作っているタイルにも塗っておきます。こちらは完成したら箸置きなどに使ってくださいね◎

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