【てならい後記】初めてのしっかり金継ぎ教室。2023秋~2回目~
こんにちは。
てならい堂スタッフの大石です。
すっかり秋めいて、肌寒い日も出てきましたね。先日釧路の方に行ったら、綺麗に紅葉していました!
湖に移る紅葉が、観光船の起こす波でゆがむ姿がなんとも神秘的でした。
さて、今回は金継ぎ教室の2回目の様子をご紹介します。
2回目は割れた器の接着と、欠けの埋め作業の1回目。作業量が多く、全8回の中でもなかなかハードな回です◎
まずは接着に使う、糊漆(のりうるし)を作っていきます。
割れの断面に満遍なく塗っていきます。薄すぎず、厚すぎずが大切。
段差ができないように破片同士をくっつけます。細かくチェックする先生。
テープで固定してミッション完了です!
続いて欠けの方は、パテ状のの”コクソ”というものを作って、埋めていきます。
こちらは糊漆をベースに、コクソ綿、地の粉を混ぜたものです。配合などは先生によっても少し変わるのですが、世の中には様々なレシピがあるそうです。
ほどよく埋められたら、今回は終了です!
2回目にして漆をたくさん使って、様々な材料も登場しましたね。初めて聞く言葉がたくさん出てきて、混乱したかと思いますが、回を重ねる中で少しずつ覚えてもらえたらと思います◎
ここからどのように美しく仕上がるか、楽しみですね!