【てならい後記】初めての「こぎん刺し」神楽坂で津軽の伝統に触れるワークショップ1月
こんにちは。てならい堂の伊勢です。
新たな年の始まり。さむーい日が続く1月。この時期からさらに寒さがましていく感じありますよね。。。そんな時は暖かなお部屋でちくちく、こぎん刺しするのって良いと思いませんか?
さて1月15日の月曜日に開催した「こぎん刺し」ワークショップ。今回も三つ豆の工藤さんに来てもらってこぎん刺し体験をしましたよ!平日にも関わらず、満席での開催となりました。(嬉しい。。。)
今回はしおり、もしくはお守り袋を選んでこぎん刺し体験しよう!という内容だったので、初心者さんはしおり。和裁やものづくり経験者さん、こぎん刺し以前やった事ある方はお守り袋で皆さんそれぞれ挑戦してくださいましたよ。
初心者さん向けのしおりにはこぎん刺し練習用に、まずコースターに刺していくところから。初めてとは思えないほど皆さんスムーズでびっくり。。。
工藤さんが用意してくれたコングレスという綿素材の布は刺しやすくて、初心者さんにはぴったりだそうです。コースターへの練習が終わったら手織りの麻布しおりへさしていきましたよ。麻布の糸は太さが不均一でちょっと難易度上がり、皆さん刺しては戻り、刺しては戻りながらも進めていきました。
糸を変えるだけで雰囲気が違って皆さん良い感じでしたね。。。
さて一方。お守りの方は。。。経験者さんということもあり、工藤さんが持ってきてくれた図案から好きなモドコ(紋様)を選んで自分のお守りに刺していきます。
今回は糸も選べる内容にしてくれたのですが、工藤さんが持ってきてくれた糸がまた素敵ー!叫ぶほど可愛い。。。草木染めの糸。淡い色合いで麻の布地ともばっちしな組み合わせ。
紋様を刺して、縫い合わせたら完成です!
この方は表と裏で違うモドコにしてて、見る面で違った雰囲気があって本当に素敵でした。
今回は工藤さんが翌日パリのメゾン・エ・オブジェのために日本を出発されるとの事で、展示予定の新作を見せてくれたり、明治時代のこぎん刺しを見せてくれたりと、見応えも手応えも盛りだくさんのワークショップとなりました。。。
ストールをりんご染めしているのですが、津軽特産の中の実が赤いりんご。そのリンゴは形が悪く廃棄されてしまうものがあるんです。廃棄されてしまうものを染料にして再利用しようというプロジェクトから生まれた新作のストール。リンゴ染めしたストールに三つ豆工藤さんの何とも素敵に施されたこぎん刺し。津軽ならでは、津軽でしか出来ないものへと昇華されたリンゴとこぎん刺しのストールは本当に素敵でした。
悪天候でかなりハードスケジュールな中で来てくれた工藤さん、そして今回のこぎん刺しワークショップを体験してくれた皆様、ありがとうございました!
工藤さんは歩くパワースポット的な方なので、出会えると本当に元気なる!そして参加してくれる皆さんもモノづくりに興味ある方、実際に作られている方が多く、お話ししていて本当に楽しい時間でした。
また次回も三つ豆工藤さんのワークショップ楽しみにしていてくださいねー!
前回の様子はこちらから↓