【てならい後記】アトリエで削ってつくる“まな板”ワークショップ@岐阜
皆さん、こんにちは。てならい堂スタッフのリムです。
「もう冬だなー何でこんなに寒いんだろう、暖かくしないと。」と思いながら、コートを着て、マフラーをして外に出かけたら、こんな格好で外にいる人は私だけでした。寒いのは私の部屋だけ?謎なのです。まだ寒くならないで欲しいです…もっといい天気を楽しみたいので!
ところで皆さん、木のまな板を使っていますか?私はヒノキでできたまな板を一枚持っていますが、あまりにも小さく、野菜を切る時にまな板の外側に切った野菜がはみ出ちゃうんですよ。「もっと大きいものがもう一枚ほしいな!」と思った時、てならい堂の小店でwoodpeckerさんのまな板と出会いました。
小店でほのかに木の香りがするwoodpeckerさんのまな板に良い印象があったので、いつか手に入れたい!と思っていました。そしてちょうどワークショップがあるということで、「ならば自分で作ってみようかな?」と思い、岐阜でのワークショップに参加者として作ってきました!なので、今回の後記は参加者としての目線で書いてみますね 笑。
ワークショップがある当日の朝、新幹線に乗り岐阜につきました。久々に旅行をする感じのワクワク感。とても楽しみながらwoodpeckerさんのところへ向かいました。woodpeckerの福井さんとお会いするのは初めてでしたが、笑顔で迎えていただき、良い気持ちでまな板作りに入りました!
居心地のよい雰囲気の工房で、簡単な作業ができる部屋と板を裁断したり穴を開けたりする部屋に分けていました。
今回はたくさん並んでいる板の中から気に入った板を選べましたが、濃い目の色になっているところは油成分が多く黒ずみができにくいそうです。逆に白い部分は固くてあまり油気がないということです。私は三つの面になっているように見えてきれいだなと思い、一番左の板を選びました。
早速型紙でまな板の型をとります。そして隣の部屋で裁断をしたり、穴を開ける作業を行います。まずは福井さんのデモンストレーションを見てからイメージトレーニングをして…私はこういう木工用の設備に触るのが初めてで、すごく緊張していました。さらに結構危ないんじゃないかと、余計に怖くなってきました。でも隣でずっと福井さんが面倒を見てくださって、「いいよ。上手、上手よ。」と応援してくださったので初めてにしては良いまな板を作ることができました。
今回作ったまな板には壁に掛けるための穴が開いています。その穴も自分で!できました!この達成感…ものづくりの楽しさの一つですね。初めての木工で何もつかんでいないですが、とてもお気に入りのまな板ができましたので、ひとまず私はこれで幸せです 笑。
もちろん機械ではなくて手に小刀を持ち、少しずつ削っていくのもありです。手で削るからこその味も良いですもんね。
最後には、焼きペンで名前を刻んだりします!実は私はこの焼きペンがすごくやりたくて、数日間前から何を書こうかなとずっと考えていたのです。結局私以外は誰もせず、少し寂しかったのですが、負けずに(?)笑 一人でやりました。林(リム)と韓国でのあだ名を書きました。余談ですが、韓国で林って書いてリムと呼びます。林とリムの発音した時の印象は相当違いますけれどね。
前回、てならい365日の後記でもチラッと登場しましたが、同じスタッフのかもちゃんが私の家に遊びに来た時にこのまな板を使いました。以前持っていたものよりも大きいし、素材も柔らかくて使いやすいです。
ずっと長く使えるものと出会えましたのでお手入れもちゃんとしながら大切に使いたいと思います!woodpeckerさんに教わった、まな板のお手入れセット、てならい堂で販売中です。
本当に楽しかったです!woodpeckerの福井さん、ありがとうございました!