こちら、いつもの体験商品ではありませんが、5月の週末24〜26日に台東区で開催される、マチぐるみのモノづくり体感イベント「モノマチ」をご紹介。

普段見えない、モノづくりの裏側をマチをあげて、一般公開してしまおうという、スケールが大きくて、しかもレアなイベントです。

実は、にっぽん てならい堂も多分にインスパイアされました。

そして、その中で行われるモノづくり市へ、てならい堂もリアル初出店!(25、26日の二日間)

今週末は、モノマチへ、そしてモノづくり市へも是非遊びにきて下さい。

にっぽん てならい堂とモノマチの出会い。

パワー溢れる、カチクラのみなさん

パワー溢れる、カチクラのみなさん

てならい堂店長がモノマチに出会ったのは、2年前の春。

それは記念すべき第一回モノマチ開催の月でした。

普段一般の人が訪れることは少ない職人のマチを、思い切って大公開し、皆にモノづくりを体感してもらおうというイベント。

なにこれ行きたい!と思ったものの、残念ながらその時は日程が合わず、初めてイベントに参加したのは、半年後の第二回だったのでした。

その際には、ちょっと仕事の絡みもあって、企画会議にお邪魔したり、イベント告知のお手伝いをさせて頂いたり、実行委員メンバーの飲み会にお邪魔したり、打ち上げに参加したり(あれ呑んでばっかり、、、)というご縁もあって、かなり満喫させていただきました。

以来、心の師匠と仰ぐイベント、それがモノマチ。

そんなモノマチ師匠とは?

台東区の御徒町、蔵前エリア(略してカチクラ)は古くからファッション雑貨を始めとした製造、卸などのモノづくり企業が集まる、モノづくりのマチ。

そこに廃校となった小学校を利用した、台東区のデザイナー支援施設である「台東デザイナーズビレッジ」が出来たこともあり、その卒業生を中心に、若いデザイナーが集まってくる様になりました。

デザイナーズビレッジでは年に一度、施設の公開を行ってきましたが、そこに多くの人が訪れることから、であれば普段は見られないマチの工場や職人さんの工房も見てもらおう、と始まったのがモノマチでした。

歴史ある職人のマチに若いデザイナーたちが新しい風を吹き込み、やがてこの地域は新しいモノづくりの発信地区として注目を集め始め、さらに新しい人が集まってくる好循環に。

そして、その流れを加速させたのがきっとモノマチであり、今やTVや雑誌に毎月の様に取り上げられる、大注目スポットとなったのです。

そして、今年。

あこがれのモノマチに、にっぽん てならい堂として初めて参加させてもらうこととなりました。

店長の独断ガイド。要予習のモノマチの楽しみ方を勝手におすすめ!

モノづくりのマチ、それがモノマチ。分かり易いのが一番ですね

モノづくりのマチ、それがモノマチ。分かり易いのが一番ですね

毎回規模を大きくしているモノマチ。

開催は、金土日の三日間ですが、一日ではとても周りきれない規模。

ちょっと予習して、効率よく、楽しんで下さいね。

モノマチの背骨的な部分を構成するイベントは大きく3つ。

 ①カチクラエリアで事業を営む職人さんやショップが、一般のお客さん向けに、普段は見られない工場の奥を解放したり、限定ワークショップを開催する、オープンファクトリーならぬ、ファクトリー、アトリエ、ショップ、レストラン、もう全てひっくるめてのオープン・タウン。

 ②普段は非公開の、若手デザイナーたちが入居している台東デザイナーズビレッジの施設公開。

 ③被災地を始め全国の様々なモノづくりを行うつくり手たちが一同に会す、モノづくり市(今年は2会場)。

また、これらのイベントを体験できるカチクラ地区は大きく3つのエリアに分けられます。

これも、独断でざっくりラベルをつけてしまうと、

 - 革製品のメーカーやアトリエが数多く参加するウエストエリア。最寄り駅は御徒町。モノづくり市の会場の1つがある2k540もこのエリア。

 - デザイナーズビレッジ卒業生による雑貨アトリエと、古くからの革やガラスや銀など様々な職人さんとが混在するセンターエリア。デザイナーズビレッジもここに位置し、最寄り駅は新御徒町。

 - そして最後は、新しいオシャレショップがガンガンオープンしている大注目のイーストエリア。最寄り駅は蔵前、浅草橋で、てならい堂が参加するモノづくり市浅草橋ヒューリックホール会場は、こちらになります。

基本的な周り方としては、背骨となるイベントのうち、モノづくり市の2会場とデザイナーズビレッジ公開の中から一番行きたい1つを選んで、そのエリアを重点的に回りつつ、後は時間の許す限り、残りの2エリアに足を伸ばせるか考えてみる、って感じでしょうか。

全体は、歩いて行けない距離ではないですが(といっても端から端まで1時間くらい?)、あちこち寄り道しながらということを考えると、エリア間移動はうまく電車を使うことを考えた方が良さそう。

ほんとは、チャリが最高なんですけどね。

そして、本当にお勧めしたいのは、モノマチラリー(各種)

とはいえ、どこへ行ったらと迷う方、いや迷わなくても、モノマチ巡りをもっともっと楽しくしてくれる企画があります。

それは、複数用意されたラリー的な企画。

今回は、

 - 特製カチクラパスポートに各店のオリジナルスタンプを集める、スタンプラリー(58店舗が参加)

 - トートバッグを購入し、これに各店限定のチャームをトッピングしながら、世界に一つだけのオリジナルバッグを作ろうという、トッピングラリー。これ、楽しそう!(トッピングは有料です)

 - イーストエリアで開催される、トランプ柄のショップカードを集めるラリー。全55枚で、25枚以上集めるとオリジナルトランプケースも貰えるんですが、この缶ケースがかっこいい!

などなど、ラリー的イベントは、他にもあるみたいなので、こちらをチェック。

えー、スタンプラリー?って馬鹿にしたあなた!

ちょっとちょっと、やってみてくださいよ。

このコンプリート感に、大人のあなたでも、意外とテンション上がること請け合いですよ。

てならい堂お勧めの各エリア、見所ダイジェスト。

全参加企業は370組以上ということで、さすがに全部は紹介しきれませんが、てならい堂店長が気になってるお店や企業をちょっとだけご紹介します!

そのお仕事、密かに尊敬しております、コケットさん。

そのお仕事、密かに尊敬しております、コケットさん。

まずは、ウエストエリアから

<Coquetteさん>

 素敵女性にお勧めのファッション雑貨ブランドコケットさん。パリのパティスリーを意識したオシャレな外観のショップでは、モコメシさんとの美味しいコラボイベントを企画してるそう。 

<Goatさん>

 コケットさんのビルの3F。Made in Tokyoの商品を中心に集めた、ちょっと尖った文房具屋さん。

<ANNAKさん>

 月に一回しかオープンしないというマンスリーショップをモノマチに合わせてオープン。サンプルなどの一点ものを販売するそうです。

<2k540>

 JR秋葉原と御徒町の間の高架下の注目スポット。モノづくりを体感できる素敵なアトリエショップが軒を連ね、この日限りのワークショップが山ほど開催されます。モノづくり市の会場の1つともなっており、土日の圧倒的混雑必至。要注意!

木本硝子さんの噂のエコガラスFuneuです。ふにゅうー

木本硝子さんの噂のエコガラスFuneuです。ふにゅうー

お次は真ん中、センターエリアです。

<木本硝子さん>

 オシャレな江戸切子や見た目にも鮮烈なエコガラスアイテムなど、注目アイテムを続々発表する。木本硝子さん。土曜日にはサンドブラストのワークショップを開催する様ですよ。

<田中箔押所さん>

 これぞモノマチの醍醐味。普段は絶対に足を踏み入れない、THE職人の工房。箔押しの実演見学、簡易体験ができます。ここは見といて下さい。

<BRASSさん>

アットホームな浅原さんの昨年のワークショップ。

アットホームな浅原さんの昨年のワークショップ。

 デザイナーズビレッジ至近の雑貨さん。世界の、日本の愛らしい雑貨もさることながら、愛らしい名物オーナー!とても愉快な人なので、是非捕まえて、お話ししてみてください。

<ShuRoさん>

 本当に欲しくなる雑貨であふれる店内。全部欲しいよ。しかも期間中は倉庫で限定カフェを開催。開催前なのでまだ行ってませんが、絶対いいに決まってます。

<浅原革漉所さん>

 こちらも職人の棲家。そして奥座敷にまで上がり込んじゃう、懐の深いワークショップを開催。必訪です。

 <デザイナーズビレッジ>

 将来の大活躍デザイナーの卵たちがうごめく秘密の城。皆ビジネスとしてやってますので、ハイレベルでキャッチーな展示がいっぱい。モノマチの根幹を成す大人気企画です。

お馴染みMAITO蔵前WORK&SHOP

お馴染みMAITO蔵前WORK&SHOP

ノート!ノート!ノート!カキモリさんです。

ノート!ノート!ノート!カキモリさんです。

最後は、浅草橋最寄りのイーストエリア

<カキモリさん>

 いつ行っても楽しい、大人のための文房具屋さん。ノートをカスタマイズして作れます。悪いこと言わないから、作ってみて。

<MAITOさん>

 てならい堂でもお馴染みのMAITOさん。土曜日には草木染めのワークショップも開催!てならい堂で日程合わなかった方、チャンスです。

<M+(エムピウ)さん>

俺が花屋だ!ね。いいでしょ、このお花屋さん。

俺が花屋だ!ね。いいでしょ、このお花屋さん。

 今回はなんと、ジャングルフック開催!ん?ジャングルフックって何?まあ、行ってみましょうか。

<New Old Stock さん>

 オトギデザインズさんのアトリエ併設の、こちらもお勧めのオシャレショップ。限定商品を販売するそうです。

<花楽堂さん>

 センス爆発のお花屋さん。今回は花遊びができるとか。行ってみたいっす。

<ものづくり市〜浅草橋ヒューリックホール>

 浅草橋駅前のヒューリックホールにてモノづくり市を開催。てならい堂はここにいます。金曜は無くて、土日だけの開催ですのでご注意を。

ほかにも行きたいところたくさんありますが、紹介しきれなくて、ごめんなさい!

あれ、それでてならい堂は何するんだっけ?

予想一番人気。kinoのおやこさじ。

予想一番人気。kinoのおやこさじ。

最後になりましたが、モノづくり市に参加するてならい堂のご紹介。

今回は、サイトで販売するひと手間アイテムを販売します。

用意してますのは、人気の自分で作るカトラリーkinoのシリーズと木の裁縫箱、そしてラウムゲシュタルトのかっちょいstarter-kit。

Green Super Marketのデスクで育てるグリーンは、サイトで販売してない新作も合わせて持って行きます。

コンセプトがかっちょいいラウムゲシュタルトのアイテム。安くないので、見て買って下さい。

コンセプトがかっちょいいラウムゲシュタルトのアイテム。安くないので、見て買って下さい。

それから、サイトでどうしても質感が伝わらなくて困ってる(笑)フォト和紙は、今回1枚からのバラ売りをご用意。

気になってた方、是非見て触って、お好きな枚数だけ、お買い求めください。

一方で、体験商品は今回はワークショップなどはありませんが、サイトで販売している各地の体験商品で扱う商品実物と過去のワークショップの写真を展示しますので、こちらも参加を迷っている方は是非、確かめに来てみて下さい。

私もお昼休憩も取らずに!丸二日張り付いている予定ですので、冷やかしも大歓迎ですー。

実物見たらきっと惚れます。そして一枚から買えます。

実物見たらきっと惚れます。そして一枚から買えます。

まあ、モノづくり市に来なくとも、日本のモノづくりの底力を東京で体験できる、レアなイベントですので、週末のご予定が決まって無い方は是非、足を運んでみて下さい!

モノマチのマップはこちらから。

あ、それからすっごいクオリティ高いタブロイド判マップは、現地にてボランティアさんが配布。

数量限定だそうですので、お早めにどうぞー。

たくさんのご来場お待ちしてます!