日頃はてならい堂にご参加いただき、本当にありがとうございます。
 
にっぽん てならい堂は本日、ブランドロゴおよびサービスを新装し、今後、会員の皆さまに向けて、新しいサービスを拡充していきます。
 
 
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本日、2013年のオープン時より使ってきたタグラインである「週末、小さなコト始め。」を「子どもにつなぐモノとコト。」と改め、合わせてブランドロゴも一新しました。
 
「週末、小さなコト始め。」は、私たちがちゃんと知らないままにしてきてしまった、日本の生活文化や道具のことをちゃんと知るために、日本全国のモノづくり現場で体験してみよう、そして、その小さな体験をいつか大きな変化につなげられるようにと、そんな想いを込めたコピーでした。
 
それから7年半。世の中には体験の機会が溢れ、また道具のつくり手と直接話せる機会も増えたように思います。最初の一歩としての「コト始め」の期間は終わりの時を迎え、てならい堂は次の一歩を踏み出すこととしました。
 
今、てならい堂が願うのは、本当の意味での豊かな暮らしを子どもたちの世代につなぐことです。年を経ることに強くなってきたこの想いを改めて目に見えるかたちで掲げて、共感してくださる皆さまと一緒にサービスをつくっていきたいと考え、新たなタグラインを定めました。
 
これに合わせたブランドロゴの変更は、「つなぐ」ということについて、和のイメージや様式にとらわれ過ぎずに、今の生活様式に無理なく合わせながら、その生活の中で本当につなぐべき襷(たすき)を切らすことなく代々つないでいく、そんな文脈を新しいロゴに込めました。
 
 
これが、新しいにっぽん てならい堂に込めた想いです。
 
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ブランドのアップデートと並行して、今年の年始より、サービスの再設計を進めてまいりました。
そんな中で発生した新型ウイルスは、てならい堂の”顔”であったワークショップに大きな制限を加えましたが、同時に、てならい堂が提供するべき価値を浮き彫りにする機会でもあったと感じています。
 
てならい堂のワークショップはこれまでも、「ちゃんと知るため」のワークショップでありました。そして、それはちゃんと知るために「モノの手に入れ方を変える」ための、その数ある機会のうちの一つなのだと気づきました。
 
子どもたちの世代につないでいくために、まずは私たちが知らなければならない。そのために、私たちがモノを手に入れる機会を見直し、そのひとつひとつの機会を深めてみてははどうでしょうか。
 
「買って捨てて、また買う。」という消費的なサイクルを脱して、体験してから手に入れること、試してから手に入れること、自分でつくること、自分で取りに行くこと、譲り受けること、手入れしながら長く使うこと、直して使うこと、そして何より自分の中の判断に従って手に入れること、、、これまでと違う「手に入れ方」は、たくさんあるのだと気づいたんです。
 
この様々な「手に入れ方を変えること」を、ワークショップだけにとどまらない新しい「てならい」として、会員の皆さまと一緒に体験していきたいと思います。リニューアル後のてならい堂は、会員限定のサービスとし、会員の皆さまだけがサービスをご利用いただけます。
 
リニューアル後のコンセプトおよび、今後の会員サービス(予定)一覧はこちらのページをご覧ください。
 
新しいにっぽん てならい堂について→https://www.tenaraido.jp/about/
 
 
子どもにつなぐ、モノとコト。
新しいにっぽん てならい堂にご期待ください。
 
にっぽん てならい堂
店主 中村真一郎
 
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