こんにちは。
てならい堂スタッフのてんです。

「こんにちは〜」「今日も暑いですね〜」「うちで育ててる植物が…。」
そんな軽やかな挨拶とお話しが飛び交う園芸店、qivaco(キバコ)


いつもお世話になっている方から、初めましても含めて「季節の園芸ワークショップ。夏と秋 編」がqivaco(キバコ)でスタートしました。これから皆様よろしくお願いします!

植物たちがお出迎え

教えてくれるのは、毎度お世話になっているqivacoオーナーのみのりさん。
みのりさんの園芸ワークショップでは、座学+実践。さまざまな知識も吸収しつつ、実際に手を動かしてみて教わることができる魅力沢山のワークショップです!!

初回の座学では「熱帯植物」と「着生植物」について教えてもらいます。
実戦では板付作品を作っていきますよ〜

配置は個人のお好み

「熱帯植物」とは気温が15℃〜25℃の温度帯を好む植物。室内に置く熱帯植物のことを『観葉植物』というそうです。ガジュマルやモンステラなどがイメージしやすいでしょうか。

みのりさんが用意してくれている資料をもとに、どんな種類があるか、写真などもみながら学んでいきます。写真をみると「見たことある〜!!」「こんな植物もあるんですね〜」と再認識したり、出会いがあったりですね。

私は熱帯雨林のイメージが強く、大きくて鬱蒼としている植物ってイメージでしたが、室内に置く『観葉植物』を調べると熱帯植物が結構多いんですね。

次に熱帯植物にはいろんな種類があるなかで「着生植物」について少し掘り下げて学びます。着生植物は岩や木に根を張って生活する植物なんです。

「なんだろう??」と思われる方もいれば、「シダ」と聞くとピン!!とイメージできた方も多いのではないでしょうか。土に根を張らない分、水分は雨や霧から水分を取りこむんですね。有名な植物だと「ラン」も実は着生植物!養分や成長の仕方なども教わり、それでは、学んだことをもとに「板付」に挑戦しましょう~。

今回はセロームをメインにギンギアナムとセッコクのどちらかを選んでもらいます。

セローム

ギンギアナムとセッコク

「どんな風に板につけようか、どんな風に見せたいか」「吊り下げるのか、置くタイプにするのか。」
みのりさんが選んだ植物とどう組み合わせるのかデザインのヒントやポイントを教えてくれます。

いつも思うのは、教材としての花材は決まっていますが、みのりさんの園芸コースは各々の家の環境に合わせて自分で考えて作ることを大事にしているな〜と。もちろん質問や相談も受けて、都度アドバイスもくれます。植物も園芸を楽しむ人も育てて寄り添ってくれるみのりさんの愛が本当に素敵なんです。

さてさて、植物を選んだら、根をほぐします。余分な土を落として根を出します。根が出ていると着生はくっつく場所を求めて、移植したところに早く根付くのだそう。

「なかなかしっかり土にくっついてる」「根が切れちゃったけど大丈夫かなあ」

「気にしないで大丈夫、大丈夫!」「水で洗ってみて土が落ちるよ!」
ギンギアナムはそのままでも分割しても大丈夫。少し根を切っても大丈夫なほど丈夫な子だそうです。

手を動かしながら、みのりさんに確認しながら、根をほぐされた植物はなんだか産まれたての赤子みたい。
用意が整ったら、古材の板にセロームと外側をミズゴケで包むように形成して板につけて糸を巻いて固定する!!糸の固定が結構難しかったですよね…。

みなさん、各々で頑張りつつも、「私ここ抑えてます」「ここ持ちますよ〜!」なんて助け合いのなか、それぞれの板付けができました〜〜!どれも素敵ですね✴︎


成長していく植物は背丈や大きさも変わっていくので、風景がどんどん変わるのが楽しみですね♩

こちらは両面付け♪

「いい感じ。」「また作ってみたい。」とみなさん会話が弾みます。
毎回、みのりさんに教わりつつ自分の植物園芸が作れるので、今回のコースが終わる頃にはお家が賑やかになりそうですね。

先生、皆様ご参加いただき、ありがとうございました!
次回もお楽しみに♪