【てならい後記】ツクリ手のシュロ学
昨日は、高田耕造商店の3代目 高田大輔さんを和歌山よりお迎えし、おはなし会【ツクリ手のシュロ学】を開催いたしました。
高田さんが家業に戻った経緯や、大量生産の工業製品から中量生産の天然素材製品へのシフトチェンジ、棕櫚製品を扱うメーカーとしてだけでなくご自身が山へ入り、棕櫚の森を育て守る活動をするようになったことなどを伺っていきました。
「モノを使うこと」「モノを作ること」「働くこと」「暮らすこと」。
参加された皆さんの職業も様々でしたが、それぞれが高田さんの話を自分のことのように置きかえ、自分のいまの暮らしや働くことを見つめ直していたように思います。
高田さんが伝えてくれた「道具やそれを使うことを〈手間〉と思うのか〈面倒〉と思うのか」。ここの意識やマインドが変わるだけで、私たちの生活はもっと豊かにそして大らかになれるような気がします。
Guest speaker:高田大輔
Location:にっぽん てならい堂「ひみつの小店」
Special thanks:自分が持っているたわしにまつわる記憶や思い出、素敵なおはなしを聞かせてくれた皆さま