革職人safujiさんによるパスケース作り

表面に縫い目が無く、まるっとした形状にファンが急増中の、safujiさんの革小物。

表面に縫い目が無く、まるっとした形状にファンが急増中の、safujiさんの革小物。

今回はゲスト枠で登場のsafujiさん。

てならい堂ではおやこに向けたkinariバッグ作りのワークショップを開催していますが、今回は染め屋さんの染め場に出張してもらってのパスケース作り。

果たしてどんなコラボレーションが生まれるでしょうか。

safujiの革小物の特徴は、手仕事だからできる機能と味わい。

過度な装飾をする訳でもなく、手縫い自体を目的にすることもなく、自分たちが欲しいと思う機能や形を追求しています。

それが今までに無いものであれば、職人の技術を駆使して、何とかそれを実現しようと研究と試行錯誤を重ねる結果、機能性と手縫いならではの味わいとデザインが活きた、独特の革小物が出来上がります。

プロならではの下準備が施された革をつかって、パスケース作りに挑戦してみませんか。

90年続く染め屋の新しい取り組み

そして、同じ考えを持って、ずっと以前からモノづくりに取り組まれていたのが、二葉苑の4代目、小林さんでした。

保守的で、ともすれば仕事の仕方がガチガチに決まっている様な業界の中で、自ら海外の展示会に出展したり、工房を使った体験教室を開催したりと、小林さんは早くから、自ら変化を求める様な活動を続けてきました。

数年前に建て替えられた二葉苑の引き場(長い反物を宙吊りにして、染め付ける部屋)は、江戸時代の現場を再現しつつ、何とガラス張りなんですよ!

職人さんも帰ってしまった後の染め場で、何かが起こる、、、

職人さんも帰ってしまった後の染め場で、何かが起こる、、、

それは、モノづくりの技術を多くの人に見てもらいたいという想いから生まれたもので、町の人たちとの新しい関係を築いてらっしゃいます。

二葉苑さんでもうひとつ驚くのは、職人さんが若いこと。

女性の職人さんも多いです。

伝統を守りつつも、新しいやり方を常に模索するその姿勢は、だからこそ、世の中にはちゃんと伝わり、そして伝統を受け継ぐ人達が集まってくる、、、

二葉苑さんに打ち合わせで通ううちに、てならい堂はそんなことを学びました。

是非、一度、みなさんにも古くて新しいモノづくりの現場に足を運んでもらいたく、染め夜塾はそんな機会のひとつでもあります。

三つのワークショップ。その化学反応を楽しんでください

同じ会場で同じ時間に行われる三つのワークショップ。

どれかひとつにしか参加してもらえませんが、染め夜塾は毎月続けていきますので、隣の体験が気になったら、次回は是非、そちらにも参加してみてください。

また、約2時間のワークショップ終了後には、お茶をご用意してお待ちしていますので、作品の出来映えを見せ合ったり、先生や生徒さん同士の交流も楽しんでもらえたらなと、思ってます。

せっかくの仲間をつくる機会、どうせならば満席で実施したいと思います。

ご参加頂ける方は、お友達もお誘い合わせの上でのご参加を、お待ちしています!

夜塾がずっと続きます様に

夜塾がずっと続きます様に