こんにちは!てならい堂のてんです。

梅雨前の夏の暑さがジリジリする6月。初めての「多肉植物を育ててみる」ワークショップが開催されました。コロンとした器に青々ぷくぷくの多肉のお家作り。

教えていただくのはTOKIIROの近藤先生。
初めての方でも安心して育てていただくために、みっちり多肉植物について座学をして、寄せ植えをする基礎の第一回目。そして、11月に育った多肉さんを持ち寄り、メンテナンスを行う2回セットのワークショップです。

初めて多肉を育てる方や、家で育ててみて元気な子と萎んでしまった子の違いや、どうして育たなかったのか知りたいとたくさんの方にご参加いただきました。

今回はTOKIIROさんがご用意してくれた多肉さんを7種植えていきます。

手元の紙包の4種とBOXから2種選びます

さらにベンケイ草を1種。お好きな子をお迎え。

みんな、元気でハリがあって可愛らしい子達ばかりですね!!

さて、まずは先生の自己紹介から。多肉との出会いから今に至るまでをお話いただきました。
柳生真吾さんの植物本を読み、人にプレゼントをして喜んでもらえたところから、今に至ること。そして、柳生真吾さんご本人との出会いなど、たくさん書きたいのですが、素敵であまりにも興味深く濃い内容に長く止まらなくなってしまいますので、ほどほどにします。


多肉の本も出されています

さて、自己紹介のお話のあとは、先生が用意してくれた資料をもとにじっくり座学です!!
多肉の種類や多肉をどこに置く予定か、多肉に必要な日光や水分がどのくらい必要か…。
どのように育てることが多肉達にとってベストなのかを教えていただきましたね。
そもそも原産地の気候は?どんなところの生まれで、どんな特性を持ち、育ち方をするのか。
無意識にも植物という括りで見てしまい、植物それぞれの育ち方、原産地の状況を把握せず、知ってるようで知らなかったことがたくさん。
私もお家で育てている多肉の様子を思い浮かべると、先生のお話で今の状態がどういう状態なのか分かって「なるほど〜」の嵐でした。

いよいよ、多肉と土、育て方のお話を学んだら、実践で植えていきます。
TOKIIROさんの特徴は、例えば山地や学校のグラウンドに生えている雑草達。さまざまな種類の草が景色を作っている世界です。みなさんの思う形にぎゅっとまとめて景色を作りつつ、土の入れ方も教わりながら、器の真ん中に植えていきます。

多肉の根っこ具合を見ながら、土に入れるので「ここまで土を入れて植えるの?」とソワソワお声がありましたが、夏越えのために根を張らせるためにしっかり植えることが大事なポイントなんですね〜

選んでいただいた多肉によって風景が変わりますね。

『生きるように植えること。生きる場所を今日は考える。見た目にとらわれない。生きるシステムを作ること。』
先生の格言だああと思いつつ、生物として向き合うこと、共に生きるために育てるために相手を知り、考えることって大切にしたいですね。

ついつい見た目にのデザインに捉われて、何気に植えても生きて育つだろうと考えてしまうこともありますが、命あるものそれぞれの適応環境があることを忘れてしまう自分に反省です。
生きる場所を考え、整えてお家を作る。愛ある座学と実践の一日だったかと思います。


最後に水やりと光合成の植物がどう育つかの、根本的な学びがギュギュギュ〜〜と詰まったお話をいただき充実した結びとなりました。次回の11月回に向けてみなさんお家で夏越え育成頑張ってくださいね〜!!

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<多肉キット>
お家で多肉植物を植え込み育てたい方へ、オンラインショップ(多肉キット)でもご購入いただけます。
作り方もYoutubeサイトでご確認いただけるので、ご安心ください。

多肉キット