【てならい後記】多肉植物のリースづくりワークショップ
今回は、てならい堂がいつもお世話になっている多肉植物アーティストのTOKIIROの近藤さんと多肉植物のリースづくりワークショップを行いました。
リースといっても1シーズンで終わりではなく、多肉植物が根を張り「生きて育つリース」。
長く生活を共にするものです。
リースづくりに時間を目一杯使うため、過去にTOKIIROさんのワークショップに参加し、
育て方をご存知の方限定で開催させていただきました。
多肉植物好きが集まるワークショップ、始まります。
みなさんワークショップ参加経験があるため、初めから和やかな雰囲気です。
まずはリースづくり成功の要、土台作りから。
そう、今回のリース作り、飾り付けだけじゃないんです。
みなさんのご自宅でも作り続けていただくため、作り方と構造を学んでいただきます。
使用する素材や土の入れ加減、細かい成形方法まで、
これまで近藤さんが試行錯誤して発見した方法を惜しみなく教えていただきます。
少し難しいところは近藤さんに質問したり、お隣さん同士で教えあって和気藹々、たまに真剣無言モードで進んでいきます。
この土台づくり、作るのに時間が少しかかり、そしてちょっぴり難しい。
これから多肉植物たちが生きる場所と思うと手は抜けないな、と思っていたら、
みなさん作業が早くて上手!
たまに力が必要だったり、工具を使ったりしながら、ついに土台が完成!
やっとできたドーナツに、みなさん嬉しそう。
すでに可愛くて愛着が・・
少し休憩を挟み、いよいよ多肉植物とご対面。
使用するのは近藤さんがこだわりの農家さんから買い付けたものです。
可愛い植物の姿に、みなさんのテンションも上がります。
ここからはメインイベントの飾り付け(植え付け)を行います。
大きい子、小さい子、葉が広がりやすい子、赤く色づいていく子・・
それぞれの多肉植物の性質も考慮しながら、場所を選び自由に植え付けていきます。
葉の大きさを考慮して植え付け場所を決め、なるべく隙間を作らないように植えていくのですが、
隣の根を傷つけないように植え付けの穴を作ったり、理想の角度に植物を固定したり、
コツを掴むまでは少々苦戦。
周りを見てみると、みんな同じ種類の植物を使っているのにリースの表情はひとつひとつ違って面白い。
みなさんお互いのリースを見比べて楽しそうです。
約5時間かけてついにリースが出来上がりました。
みなさんが一から作った土台に多肉植物が根を張り生きていきます。
持ってみると、手の上に重みが感じられる温かなリース。
「育てる」ことで、多肉植物と向き合う時間をこれからまた楽しんでください。
そして!
今回作り方を学んだみなさん、
近藤さんが当日おっしゃっていたように、是非これからもこの愛らしいリース作りを続けてくださいね。
ご参加いただいた皆さん、そしてTOKIIROの近藤さん、楽しい時間をありがとうございました!