【てならい後記】てならい365日「直す」についての共有会
こんにちは、てならい堂スタッフのリムです。
今朝、家の近くで柿の木を見つけました。まだ固そうですが、緑色の柿がだんだん熟してゆく姿を想像しました。あと、赤く染まる葉っぱも。コロナでみんなで紅葉狩りとかはできないかもしれないですけど、一人でもどっか静かな公園の端っこに座って、秋をたっぷり楽しみたいなーと思ったそんな朝でした。
10月3日、初めての「てならい365日」の共有会がオンラインで開催されました。皆さんの「直す」ことはどんな感じなんだろうと、とてもワクワクして臨みました。とっても少人数での開催(笑)となりましたが、今回は時差のあるメキシコからの参加者がいらっしゃいました。向こうは深夜にもかかわらず最後までご参加いただき、ありがとうございました。
まずは皆さんに「てならい365日」に参加したいと思ったきっかけをお聞きしました。
そもそも朝起きてモーニングジャーナルを書く習慣があるのだけど、今まではテーマに合わせて書いたことはなくて、「直す」について書いてみましたという方がいました。また、てならい堂で体験に参加するのは少し非日常的に感じるけど、「てならい365日」だとおうちで日常にある素材を探し、一人でも続けていけると思ったので参加しました、という方も。
などなど、色んなきっかけが聞けてよかったです。確かに私も寝る前に少し気分を整理したり、スケジュールを整えたりとかする時には、パソコンとか携帯ではなくて必ず紙で書きますね。そうしないとなんか整理されない気がしまして。
今回の共有会では、きっかけを伺ったあとで、皆が取り組んだ「直す」についてのお話を聞いて、さらに感じたことを話し合い、更にちょっとした「直すについて考えるワークショップ」に取り組んでみて、最後にアウトプットとして皆でひとつの「五行詩」を完成させました。
この間、私が書いたコラムでもお話ししましたが、「道具って使うから壊れるものだし、直せばいいんだ」と私は学んだばかりですが、盛り上がりすぎたのか、また別のコップを落として完全に壊してしまいました。でもそのコップはガラス製なので金継ぎでは直せないし、別に割れたままの姿も面白いなと思って、オブジェとしてシンクの前に置きました。
このエピソードを共有会でお話したところ、皆さんも共感してくれて、今まで「直す」ことにはなんかマイナスの印象が強かったけど、「壊れた状態からまた想像力を生まれる」、「ポジティブに捉えてみる」など、今までそれぞれが考えたことなかったところまで、「直す」ことの意味がどんどん広まっていきました。
そしてそんな「直すのある暮らし」や、「直すという考え方」、さらには「直す技術を身につけるとどんな未来が描けるか」、などを皆で少し考えてみました。
後半の時間は「思考のワークショップ」に取り組みました。店主が出す質問に従って、皆が「直す」について、さらに考えを深めます。そこに出てきた言葉を紡いで、ひとりひとり五行詩を書いてみました。皆さんが書いた詩はどれも素敵でした!
そして最後に、皆でひとつのアウトプットをつくります。その中で最も素敵な文章をピックアップして、それをまた材料とした一つの詩を完成させました。
今回3ヶ月弱に渡って取り組んできた、初めての「てならい365日」。参加してくださったみんなでつくった「直すこと」についての今回のアウトプットがこちらです。
素敵ですよね!皆さんすごいです!
共有会の本当の最後に、このワークを経て「今、あなたにとって、直すとは?」という問いかけをしてみました。
「新たに生み出す」、「形と意味を覚えとくこと」などの答えが聞こえてきました。今までの私では想像すらできなかっただろう答えで、おかげで私の考え方も少し柔軟になったなと思いました。
こんな素敵な皆さんと出会えるきっかけを与えてくれた「てならい365日」ありがとう。そして参加してくださった皆さん、ありがとうございます!
最後に、あまりノートが埋めていない方もいらっしゃいましたけど、それでも全然楽しくみんなで話し合えました。
なので「皆に見せるものではない」とか「全然進んでない」から参加できないと思うかもしれないですが、正解も決まったルールもなく、全て自由なので気楽に参加いただけたらと思います!
今度は一緒にお話しできるように、お待ちしております!よろしければ10月11日の新しいサブテーマのキックオフにもぜひ!
\LINE公式アカウントはじめました/
ワークショップの募集開始情報を中心に、キットの販売情報などもお送りします。メルマガが埋もれがちで見落としてしまうという方もこれでご安心を。便利なチャットでの問い合わせ機能付きです◎