【てならいのタネ】その1。みんなが実践している「くらしの知恵」。
新連載、“てならいのタネ”シリーズ、第1弾の公開です。
ちょっとした豆知識や裏ワザなどをご紹介していけたらなと思います!
すでにやってるよ!という方や、まだやったことない、初めて聞いた!という方、それぞれいらっしゃるとは思いますが、少しでもみなさまに”タネ”をお届けできたら幸いです。
第1弾のテーマは、みなさんが実践している「くらしの知恵」ということで、お届けいたします。例えばこんなご意見をいただきました。
■家にある余った食材を活用して
・玉ねぎの皮をとっておいて、草木染めの材料に使用する
・野菜の皮や根っこを冷凍して集めておいて、溜まったら炒めて煮込んでスープの素をつくる
・小豆のアイピローをつくって、ホッカイロ代わりにする
料理をしたあとの野菜の皮ってそのまま捨ててしまいがちですよね・・。でも、ちょっと手間がかかるように感じるかもしれませんが、無駄なく使うって、とっても気持ちがいいことな気がします。こういったことを少しずつ生活に取り入れてみたいものですね。
アイピロー!長時間のパソコン作業などで目が疲れてしまうと、頭が痛くなったりしますよね・・・。酷使してしまった目を労る、まさに今の時期、活躍するかもしれませんね!
■いつものお掃除をちょっとお助け
・重曹は撒くだけで油汚れがめっちゃ落ちるのを知ったときは感動しました
・明るい色のスニーカーの汚れは炭酸ソーダを温かい水に適当量を入り、そこにスニーカーをしばらく入れて置いた後洗うと、きれいになる
・軍手を雑巾代わりにして細かい隙間などを掃除する
重曹は台所などのお掃除で、ものすごく活躍するという噂を聞きつつも、あまり活用できてないとう方もいらっしゃるのでは?わたしもなかなかやれずにいます・・・笑 ですが、重曹や炭酸ソーダなど、ほんのちょっとした工夫で、また気持ちよく使い続けることができるっていいですよね。身近なもののお手入れ、もっと知っていきたいし、どんどんやっていきたいものですね!
■身近な草花を使って
・ドクダミや、琵琶の葉などを焼酎につけてチンキをつくる。化粧水や虫刺されなどに利用する
・ミントと精製水で虫除けスプレーをつくってます。木片にミントオイルたらして食材収納の中に入れたらゴキが出なくなりました
道端で、あるいはお庭でよく見かける雑草を使って、はたまたちょっとプランターで育ててみたり。そうやって身近な植物を活用して、自分で化粧水や虫除けなどをつくれるっていいですよね!ちょっとした実験感覚で、楽しみながらできる気がします。これからまた暑くなる季節、ゴキさんがでなくなったっていうのも、いいアイデアでやってみたいなと思いました!
みなさんから寄せられた知恵、どれも興味が湧きつつも、今回特にすぐにやってみたいな!と思ったものを、実際に試してみました!
やってみたのは、「小豆のアイピロー」。
早速つくってみました!
<材料>
・綿100%かリネン(麻)の布
・糸
・乾燥した小豆
<つくり方>
①つくりたい大きさの布を用意し、表あわせにして2つに折ります。
②いずれか2辺を縫い、裏返します。
③袋状になるので、そこに小豆をお好みの量いれます。
④残りの1辺を縫いあわせて完成です。
<使い方>
使うときは、電子レンジで30秒から1分ほど加熱します。1回に、20分から30分はあたたさが持続します。1日につき、4回くらいは使えるそうな。ただし、豆が破裂しないように、あいだ4時間くらいはおいた方がいいですね。
(電子レンジを使うので、化学繊維の布だと発火の恐れがあるのでご注意くださいませ。)
さてさて、実際に使い心地はというと・・。
手にとると、じんわりあたたかい!
パソコン業務が多くて目が疲れたりする人も多いと思うのですが、これだったら、手元に置いておいて、ちょっとした作業の休憩時間などに、目を休めるのにちょうどいいなと思いました。
小豆のほのかな香りもして、とっても癒し効果がありました!
また、目だけでなく、お腹をあたためたり、サイズを大きくして腰にあてたりするのもいいかもですね。身体がじんわりほっこりあたたまっていく感じが、ほどよい。
冷え性気味なので、夏でも使いたいなと思いました。
一生は使い続けることはできないかもですが、それでも、使い捨てのカイロを使うよりは、心地よく身体を労われる気がします。
また、今回、私は綿100%のさらしでつくったのですが、これを草木染めなどしてもいいなぁと思いました。アレンジがいろいろできそうですね。
今回やってみて、こういうちょっとした「くらしの知恵」を、自分なりにためていって、図鑑にしていったりするのも、おもしろいだろうなぁと思いました。
みなさまご協力ありがとうございました!
次回も、来週水曜日公開予定です。
引き続き、“てならいのタネ”シリーズ、楽しんでいたらけましたら幸いです◎