【てならい後記】藁細工の入門編。藁のオーナメントづくりワークショップ。
皆さん、こんにちは。てならい堂スタッフのリムです!
まだ夜はすこし冷えますけれど昼は完全に春ですよね。いつの間にか雪が溶けて、春がやってきますね。日当たりがとてもよくて最近の私はよく昼寝してしまいます 笑。
さて、先週の土曜日にはオンラインで「藁細工」のオンラインワークショップが開催されました。私は今回参加者としてワークショップに参加し、「編み鷹の爪」と「ネコのオーナメント」、両方作りました!とても楽しい時間でしたので、今日はワークショップの時の様子を皆さんにご紹介したいと思います。
事前にワークショップの材料が家に届きました。今回私は、作り手さんが作った完成品のものもほしくてそれぞれの完成品も一緒にお願いしました(今回のワークショップではオプションで完成品を選ぶことができました)。オンラインワークショップでは、先生に直接手を入れてもらいながら教わることができないので、この完成品があることで、作り方や原理がより理解しやすくなり、とても作りやすくなったなと思いました。
この藁細工のワークショップが企画された時は、元々しめ縄の方に興味がありまして、それを自分でも作れたらな!と思ったのですが、しめ縄が作れるほどになるのは、藁に慣れてからでないとかなり難しいようです。元々藁を手で触った経験すらなかった私はネコのオーナメントを作るのにも大変だったので、これからは一気にではなくて少しずつスキルアップして挑戦していこうと思いました。
午前は「編み鷹の爪」、午後には「ネコのオーナメント」作りと、一日藁と一緒に過ごしました。
藁は乾いたまま使うと折れたり破れやすいので藁細工の時には必ず濡らしておくことが必要です。工房ストローの高橋さんがいうには、ただの水ではなく「熱湯」に入れておくとよいとのことでした。藁細工に携わる人全てが熱湯に入れて作業しているわけではないようですが、高橋さんは「熱湯に濡らしてから作業した方が使いやすかったし、殺菌もできていいなと思って実践している。」とおっしゃいました。
そうしてみたところ、確かに使いやすかったですし、いまだに残っているかも知らない虫の卵とかもなくせるからいい方法だなと思いました。このように、どんどん作りながら作り手さんならではの技が身に付くわけですよね。
・編み鷹の爪
編み鷹の爪の方は鷹の爪が抜けないようにしっかり持ちながら藁に縒りをかけていくだけで、無事に仕上がりました。この鷹の爪は工房ストローの高橋さんが収穫した鷹の爪の中できれいに干されたものだけを特別にとっておいたものだそうです。みているととても可愛くて、使わないで飾っておきたいなと思える程でした。
そしてこの編みものは、もしも鷹の爪を一本ずつとっても解かない作り方で作られているので、あとでシナモンとかほかの干物を差し替えることもできる再利用のできるものなんですよ!(私はこのまま飾るつもりですけど 笑。)
無事に皆さんもとてもいい感じで完成しましたので記念撮影も行いました!皆さんのもいい感じですよね。お疲れ様でした!
・ネコのオーナメント作り
続きまして、午後にはネコのオーナメント作りに入りました。
ネコの方は午前作った編み鷹の爪の比べてみると、もっと説明書の図も多いし複雑で、「作るのが簡単ではなさそう…」とちょっと不安な気持ちでスタートしました。
高橋さんはこれまでネコだけではなくて馬や犬など数多くの動物のオーナメントを作ってきました。その中でネコは、古来から農作物をネズミから守ったり、航海の無事を託されたり、幸運を招いたりと、縁起が良いとされているようですね。
どれが高橋さんのネコで、どれが私が作ったネコなのかとてもわかりやすいですよね!味ということにしたいと思います 笑。
高橋さん曰く、このネコちゃんは立てることができるのでそのまま飾っても良いですが、何匹か揃えて糸や紐などを用いると吊るせるのでモビールにしても可愛いと。影が映ればその影の方がまたとても素敵らしいです。
私はもうワークショップ申し込みの時に「作ってプレゼントしたい!」と思った友達が二人も思い浮かんだので、モビール作りはできませんでしたが、ぜひ皆さんモビールにもしてみてくださいね。
最後には皆さんが作ったネコちゃんたちと一緒に記念撮影!どうか皆さんのおうちにも幸せなこといっぱいきますように!
藁と一緒に過ごしたとても楽しい土曜日でした!ぜひいつかしめ縄も作れる日がきたらいいですね。その日を楽しみましょう!参加してくださった皆さん、工房ストローの高橋さん、ありがとうございました!