こんにちは!春の訪れを感じる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

暖かな日差しに心弾む季節となりましたね。

てならい堂スタッフのひかるです。



このワークショップでは、石徹白という地域に伝わる伝統衣”たつけ”というズボンをつくります。全5回で学ぶ連続ワークショップの今回は3回目になります!

参加者の皆さまは、前回習ったことを復習しながらお子さんのズボンを縫われていたり、ご自身の作品やお気に入りのアイテムを共有されていました。

やはり、ワークショップに参加されている同士、共通の趣味があるので会話も自然と盛り上がりますね(^^♪

第3回では、ズボンの前部分のマチの作り方や、ふくらはぎの余白の部分について実践します!

大体上から28cm目安のところに印をつけ、ズボンの前留りの箇所を決めていきます。

実際の自分のふくらはぎの幅をメジャーで測ったり、選択で縮むことを想定したりしながら、足首内側のマチをとっていきます。

先生や皆さんで相談して、どのくらいの余白が良いか検討…

ここで長さをしっかり合わせるのが重要です!!

どのくらいの余白をとるか決めて縫い始めますが、いざ縫い合わせてみると「長さが合わない」「裏表の生地が正しくあっているか分からない」など、確認すべきことがたくさん出てきました。

やはり、実際にやってみないと気づかないことも多いですね。私は裁縫が苦手なので、そもそもきちんと縫えている皆さんがすごいなと感心してしまいます。

 

たつけには、昔の人々の知恵がたくさん詰まっています。どんな作業にも適した動きやすい服を、できるだけ少ない生地で作れるように工夫を重ねて生み出された民衣です。物を大切にする精神、とても素敵ですね。

 

2時間のワークショップで縫いきれなかった部分は次回の宿題になります!

たつけのワークショップもいよいよ後半戦!皆さんのたつけが仕上がるのが楽しみですね(^^)/