和紙の質感を楽しむ、手作りピアス。
こんにちは、てならい堂スタッフの加茂です。
連日恐ろしいほど暑いですね・・・!
そんな日は、涼しいお部屋でハンドメイドはいかがでしょう。
「Kamikazari じぶんでつくる和紙ピアス」は、およそ1000年以上の歴史を持つ「因州和紙」を使ってピアス作りを楽しめるキット。現代ではあまり使われなくなってしまった”素材”としての和紙の魅力を再発見してもらえたら、との想いから生まれました。
キットは、表情や厚みの異なる3枚の和紙シートと、ピアス金具と丸カンのシンプルな内容。手軽に和紙の質感を楽しみながら、いろんなアレンジが楽しめます。
今回は、キットに市販のパーツを組み合わせてお花のピアスを作ってみました。
その作り方をご紹介します。
キットの他に用意するものは、平ヤットコとニッパー、穴あきパール、Tピン、つぶし玉、台座付きのピアス金具。
雁皮と楮の2種類のうち、今回は雁皮で作りました。雁皮は、じんちょうげ科の落葉低木で、繊維が細くて短く、光沢があるのが特徴です。楮に比べると、すこしさらっとした表面です。
同じ材料からできていても、厚さや表情が全然ちがって面白いです。今回は、薄くてヒラヒラとしたもの1枚と、ところどころにはいった材料片がポイントになっているもの2枚を使うことにしました。
花びらの形を軽く整えて、完成です。
とても軽くて、質感もふわふわひらひらとしてかわいいです。シンプルなので、いろんなお洋服と合わせやすそう。
破れないか心配でしたが、実際触ってみると、柔らかいながらもとても丈夫で、驚きました。穴を開けるときもけっこうぐっと押し込みが必要なほど。
水も、少しくらいなら大丈夫そうでした。
こちらはハニカムボールの作り方をみながら作ってみたもの。着物や浴衣に合わせると素敵な雰囲気です。
和紙は3シートからそれぞれ12枚の円が切り取れるので、金具を買い足してお友達と一緒にいろいろアレンジして作っても楽しそうです。
一枚一枚手漉きで丁寧に作られた、和紙たち。
その見た目以上の丈夫さや、表情の違いのおもしろさを、ピアスを作りながら楽しんでみてくださいね。
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